05/05/2026
[安間家歳時記] 第三回 二十四節気【立夏(りっか) 】
新暦 五月五日~五月二十一日頃
旧暦 弥生(やよい)三月十九日~卯月(うづき)四月五日頃
山々の新緑が美しい時季となりました。丹波篠山市内では田植えを待つ水の張られた田んぼ、既に田植えの終わった田んぼも見られるようになりました。新緑の山々と水田の景色は丹波篠山らしさを表現するにふさわしい景色と言えます。
一年を二十四等分した二十四節気は立春を始まりとします。一番目の立春、二番目の雨水(うすい)、三番目の啓蟄(けいちつ)、四番目の春分、五番目の清明(せいめい)、六番目の「穀雨(こくう)」が過ぎ、本日からは「立夏(立夏)」の時季となります。
立夏とは、しだいに夏めいてくる頃のこと。山々や樹々のあおあおとした緑、さわやかな風、気持ちのよい五月晴れの季節です。この日から立秋の前日までが暦の上では夏です。
本日はまさに五月晴れ。武家安間家史料館の青紅葉と青空に、色とりどりの鯉のぼりが映えました。こどもの日ということもあり、丹波篠山4文化施設にはたくさんのお子様もご来館くださいました。
武家屋敷安間家史料館では5/10まで端午の節句を開催中です。端午の節句は元々中国の風習が奈良時代に日本にやってきたもの。こどもの日に無病息災を願って菖蒲湯(しょうぶゆ)に入るのも中国から伝わったものです。
また日本では柏餅やちまきを食べる風習があります。柏の木は新芽が出るまで葉が落ちないことから、家系が絶えない縁起物とされたこと、ちまきは古代中国で『無病息災』の縁起物として取り入れられていたことにあやかって日本でもこの2つがこどもの日に食べられるようになりました。
鯉のぼりの風習は江戸時代にはじまったもの。滝をのぼって龍になるという「鯉の滝登り」の逸話にちなんで男の子の立身出世を願う武士の家々で鯉のぼりを掲げはじめたのが現代まで続いています。
節句のもつ由来や意味を知ると、節句を迎える準備や心持ちも変わってくるかもしれません。時代を経て続いているものには意味があり、この先も大切にしていきたいもの。未来を担う子どもたちにも是非伝えていきたいですし、武家屋敷安間家史料館もその一役を担えるようにと思っています。
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Seasonal Reflections on "Rikka" at the Anma-ke Samurai Museum
What is "Rikka"? Starting around May 5th, we enter the seventh solar term called Rikka (Beginning of Summer). It marks the moment when the air begins to feel like summer. With the refreshing breeze and clear sunny skies, this day officially kicks off the summer season on the traditional calendar.
The Scene at the Anma-ke Samurai Museum: The museum is currently filled with the vibrant energy of early summer, creating a stunning contrast of colors:
Greenery and Blue Skies: The "Ao-momiji" (green maple leaves) look brilliant against the clear blue sky, while colorful Koinobori (carp streamers) swim vigorously in the wind.
Traditions of Tango no Sekku: We are celebrating the Boys' Festival, displaying traditions like Iris baths for health, and Kashiwamochi (oak leaf rice cakes) for prosperity. The Koinobori symbolize the hope for children to grow strong and achieve great success.
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