01/06/2026
■ 2026年6月の星空
北の空、七つの星がひしゃくの形に並んだ北斗七星が輝いています。北斗七星のひしゃくの持ち手をカーブにそって南へのばすと、オレンジ色に明るく輝くうしかい座の 一等星アルクトゥルス、その先に白く輝くおとめ座の 一等星スピカがあります。この曲線を「春の大曲線」と呼びます。日本では、アルトゥルスは「麦星」、スピカは「真珠星」と呼ばれています。北東の空には、一等星こと座のベガが明るく輝いています。ベガは夏の代表的な星です。夏はすぐそこまで来ています。
21日は夏至です。この日は太陽が一年で最も高くなり、昼間の時間が最も長くなります。
★ ぜひ探してほしい星たち
【アルクトゥルス】 うしかい座の一等星です。頭の上近く、オレンジ色に輝きます。麦の収穫時期に天高く輝くことから「麦星」とも呼ばれます。
【スピカ】 おとめ座の一等星です。南の空で白っぽく輝きます。その美しい輝きから「真珠星」と呼ばれます。
【ベガ】 こと座の一等星で、夏の大三角のひとつです。北東の空で明るく輝きます。
【アンタレス】 さそり座の一等星で、赤い色が特徴です。南東の空を探してみましょう。
【金星】 「宵(よい)の明星」ともいいます。日没後の西空で、圧倒的な明るさで輝きます。
【水星】 16 日に東方最大離角で、この頃に日没後の西の低空で十日ほど観察の好期です。金星と木星も接近しています。
★ 6月の天文現象とこよみ
6日 芒種(ぼうしゅ)
8日 下弦の月
11日 入梅(にゅうばい)
15日 新月
16日 水星が東方最大離角
21日 夏至(げし)
22日 上弦の月
30日 満月
★ 惑星
・ 水星は6月16日に東方最大離角となり日没後の西の空で観察好期。明るさは -0.6~2.2等級です。
・ 金星は宵の明星として、日没後の西の空で圧倒的な明るさで輝きます。明るさは -4.0~-4.1等級です。
・ 火星は日出前の東の低空で見られます。明るさは1.3等級です。
・ 木星は日没後の西の低空です。観察の好期は過ぎています。明るさは -1.7等級です。
・ 土星は明け方の南東の空で見られます。明るさは0.9~0.8等級です。