29/05/2026
<新刊ピックアップ書籍>現代精神分析入門/デュアルユース問題:命を守る技術と奪う技術
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『フロイトの灯 現代精神分析入門』
西 見奈子 / 筑摩書房
多くの人がその名を知る精神分析の創始者ジークムント・フロイト。本人の著書やその功績を紹介する入門書は多くありますが、フロイトの周りにいた人々にもスポットを当てながら、エッセイに近い書き方で綴られた今までにない一冊です。人間の精神の奥底にあるものを見つめ続けたフロイトですが、なぜそのような研究に進んでいったのか、また、それがどのようにして可能だったのかが浮かび上がってきます。「フロイトの灯」というタイトルは、まるでフロイトが築いた精神分析論と現在のケアの時代との架け橋のようです。
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『軍民両用化する技術
「デュアルユース問題」とは何か?』
大庭 弘継 / 光文社
「デュアルユース技術」とは、軍事と民生の両方に利用できる技術のこと。これが抱える問題をクリアにするために、本書では「(広義の)兵器にも転用され得る技術」としています。例えば、GPSは地図アプリなど日常のさまざまな場面で活用されていますが、アメリカの軍事システムとして開発された宇宙技術であり、ミサイルの誘導にも使われることがあります。デュアルユース問題は、テクノロジーが駆動する現代社会において、倫理学や哲学、経済学や地政学などにもまたがる簡単に答えの出ない問いを投げかけています。
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本から「いま」が見えてくる新刊10選
https://www.academyhills.com/note/books/newbooks/202603.html