27/04/2026
D271
チャレンジ24号、昨日折込!
2期目も前半終了です。
26/4/27(月)
田んぼに行ったり山を歩いたり灯台や浜の掃除をしているうちに、4月ももう僅かとなりました。
永井は現在地区の役員(5戸の隣組の組長)と農事組合の役員(4人のうちの1人)と寺の総代(3人のうちの1人)をやり、この春から宇川に1台しかないコイン精米機の管理人の1人(メンバー3人)にもなりました。年度を挟んでこれらの仕事もあれこれありました。
そんな中で議員2期目の前半がほぼ終了です。
チャレンジ通信24号を昨日4/26(日)に市内に折り込みしました。ホッと一息ですがどのような声が寄せられるのか例によって緊張しています。
まずはその内容を文章だけ報告します。一般質問の内容は議事録では約2万5000文字ですが、ここでは約3000文字と12%程度に圧縮されています(毎回これが大変なのです)。 掲載の写真はまとめて画に出します。
チャレンジ24号 26年(R8)3月定例会報告
3月定例会終了。
8年度予算416億円、都市拠点再度否決!
✓各担当部局の答弁はいずれも理事者に代わってのものです。
◆ 一般質問 3月12日(木)◆
1,都市拠点 ◎写真「否決後の市の報告会議(昨年9月)」
永井:昨年9月の議会の否決後、市は3つの会議に再諮問を行い、2月初旬にそれぞれから再答申書が出されたが、市民も議員も読むことができなかった。その事情は?
建設部長:議事録の整理を待って出す仕組みで公開が遅れた。重要な案件であり早期に出すべきであったと反省している。
永井:公開されたのはいつか?
建設部長:図書館協議会が2/18、都市拠点検討会議とこども未来審議会が2/19であった。
永井:2/19は3月定例会の議会運営委員会の日で、そこでの指摘を受けて出された。否決、公聴会、再諮問、再答申書から早期に再提案したいという流れの中で、市民の関心も高く、我々議会も注目していた。まずは議会への報告がされるべきではなかったか?
市長:報道発表もされ、公開されていると思い込んでいた。ひとえに私の行き届かなさの故と心からお詫びする。
永井:市民軽視、議会軽視のそしりを免れない。軽視どころか無視に等しい。
永井:市長はこの再答申書をどう捉えているか?
市長:各審議会共通してこれからのまちづくりの観点から真摯に審議いただいた。子育て支援、図書館、多世代交流の場、インクルーシブな環境作りなど総合的な施設への指摘をいただいた。
永井:再答申書の内容は基本的に否決された原案に沿ったものだが、公聴会では批判の声が強く、両者には大きな距離がある。この距離感を市長はどう捉えるか?
市長:距離はあるが、意見は最初の提案内容についてである。それらの意見も踏まえた内容で再提案したい。
永井:(大きな課題である)財源についての基本的な考えは?
総務部長:国、府との調整によって最終処分場建設(約82億円)と竹野川衛生センター長寿命化(約25億円)の事業には過疎債の特例枠が認められることになり、都市拠点事業全体に過疎債が活用できる見込みとなった。これにより昨年提案時より実質負担は少なくなる試算だ(20.6億円→14.4億円)。新クリーンセンターは今後の検討だが約70億円と見込んでいる。
永井:この件、詳しいことは議案審査でとなるが非常に心配している。
永井:人口減少がやまない中、この事業は将来世代への投資だと言われるが、逆に負担になるのではないか?
市長:最も効果ある投資だと考える。若い人たちに望まれる施設は何かと様々な議論を重ねて構想した事業だ。一定の負担があるにしても受益者は子どもたち、子育て世代の方々なので、受益と負担の世代間バランスは他の投資よりも理解が得やすい。
経済効果の面でも、綾部市、海南市(和歌山県)など他自治体の類似施設を見たとき相当なものを期待できる。
永井:先日あった図書館のイベントで「どれだけ先を見たものかで図書館の価値が決まる」と聞いた。今回の案、私には拙速の感が強い。
2,静の里プール問題 ◎写真「閉鎖中の静の里」
永井:「公営プールあり方検討会」の提言書が出された(昨年12月)。市長の見解は?
市長:新設は困難と明言されているが、プールを利用した運動環境の整備が望ましいとして新設以外の利用について幅を持って委ねていただいている。まずは耐震調査をやり、整備費用等を明確にして検討していきたい。
永井:学校プールへの試算や見解も出されているが、8校の改修に13億円と費用がかかる。市民利用、健康利用、教育利用など長期的に考えるなら改修して総合的利用を目指すのが一番ではないか?
商工観光部長:学校プールでは将来を見据えた代替実施計画の指摘をいただいている。このプールをその代替とする場合、安全性の確保や費用面など総合的な検討が必要だ。
永井:観光立市の基本原案は解体だが、新築や改修よりも費用がかかるのではと言われている。どう考えるか?
商工観光部長:令和3年の調査で全体の解体経費は5.7億円の試算であるが、それ以上の費用となることは予想される。耐震結果から判断していく。
永井:静の里の施設は避難場所に指定されているが、いつでも利用できるのか?
商工観光部長:津波発生時の一時的な避難場所として施設の屋外が指定されている。状況に応じて解錠し建物内部の利用も可能だが、現在電気水道を止めており、温泉もボイラーも使用できない。
永井:温泉棟部分は入浴施設がダメになっただけで建物自体はしっかりしており場所もいい、その利活用の検討はないのか?
商工観光部長:平成10年建築の比較的新しい建物であり、温泉施設以外の利活用について観光立市推進会議からの提言もあり総合的に判断したい。
3,シカ問題
永井:今年度のシカの捕獲等の状況は?
農林水産部長:12月末で3214頭を捕獲した。例年並みである。個体数のデータはないが人家等での目撃情報は依然として多い。
永井:取ったシカの処分、多くは埋設だがその埋設場所が足りないと聞く。状況はどうか?
農林水産部長:捕獲頭数3214頭のうち埋設処分は67%。多くは捕獲者本人や縁故者の土地に埋められている。捕獲依頼地区の土地を利用する場合もあるが、場所の確保とその労務負担が大変だと聞いている。
永井:市が管理している土地は使えないか?
農林水産部長:相談があれば可能性を検討したい。
永井:捕獲の拡大が求められる中、狩猟期間の支援が薄いと聞くが?
農林水産部長:府の捕獲強化事業で補助金の出る頭数が10頭から20頭に拡大された。
永井:ジビエの利用拡大について方針変更の状況は?
農林水産部長:従来は狩猟期間外の食肉利用は比治の里以外では販売禁止であったが、新年度より可能となる。具体的に久美浜町で民間業者がペットフードでのジビエ活用を予定しており、弥栄町野間でも捕獲の鹿肉を有効活用する取り組みがある。本市のジビエ肉はおいしいのでブランド化と販売拡大をめざしたい。
4,米軍・自衛隊
①旧宇川中の門番
永井:昨年10月の統合演習で旧宇川中学校に自衛隊の門番が置かれた。自衛隊に住民をチェックする権限はあるのか?
総務部長:住民の安全確保のためと聞いている。市からは過度な不安を与えないようにと要請した。自衛隊に法的権限はない。
永井:軍備拡大に反対の市の平和都市宣言に鑑み使用を拒否したらどうか?
市長:それは全く考えていない。
永井:どうしてもと言うなら、入り口でなく使用施設の所に置けばよいではないか?
市長:それも含めて要請したい。
②海の水質検査
永井:今年度の検査の結果は?
総務部長:CODと全リンで数値が超過したが近隣の海域ではよくあることで汚染ではないという分析だ。
✓例示の海域はどちらも内海、ここ(文殊沖)は外海。
永井:超過は3回連続となる。いつどのように排出されているのか把握しているのか?
総務部長:把握していないが、日本製の浄化槽で日本の基準で管理されており基準内での排出と聞いている。
永井:数字を公表すれば全て分かることではないか? それを求めよ。
総務部長:今後のことだ。
③発電機
永井:相変わらず緊急稼働している。どういう事情か?
基地対策室長:天候等の理由で緊急稼働やメンテ稼働を行っており、情報は来ないこともある。夜間土日休日の稼働は避けるように常に要請している。
✓一度停電すると回復しても何日も稼働が続く。その理由が分からない。
④平和都市宣言 ◎写真「イラン戦争で警戒レベルはまたBへ。」
永井:本市は「平和都市宣言」で非核三原則厳守を掲げる。国がそれをやめると言い出したら市長はモノを言うのか?
市長:「平和都市宣言」を共有しそれに則った市政運営をしている。その都度適切な判断をする。
永井:国が三原則撤廃と言い出して市長が黙っていたら、またここで問わねばならない。
◆ 重要案件 ◆
①令和8年度予算 ◎カット「新規・拡充が廃止・抑制の5.7倍」
令和8年度一般会計予算は歳入歳出の総額415億9000万円、過去2番目の額となりました。歳出の内容を見ると、廃止・抑制が約2億5000万円、新規・拡充が約14億4000万円。厳しいと言われる中、単純な比較でビルドがスクラップの5.7倍。人件費が約4億9000万、生活インフラ約23億7000万のアップの中でこの増額に疑問を持ちます。一方で国保税は12.8%の大幅アップとなります。
基金は約77億円から約59億円へ18億円の減。都市拠点と一般廃棄物の基金計上がほとんどできていません。今後補正で補填できるのか大いに気になります。
市債残高はR7年度末とほぼ変わらない約378億円ですが、最終処分場、衛生センター長寿命化、新クリーンセンターなど大型事業が同時並行で進んでいきます。財政健全化指標はクリアーしてはいますが、国も府も財政に課題が多い中、将来に向けて大きな危惧を持たざるを得ません。
永井は以上の総論に加え、自然あふれるビジネスモデル事業、新シルク産業創造事業など長期の事業についてその総括が不十分であることなども指摘する意見を述べて、予算案全体には賛成しました。
②都市拠点、再提案の顛末 ◎写真「都市拠点の候補地」
昨年9月に否決となり、前号の本通信で「説得力のある再提案でなければ、議会の理解は容易ではない」と指摘した都市拠点事業。3/12に子育て支援事業と合わせた形で一般会計補正1号として再提案されました。
審査の結果は、付託された予算決算委員会で長時間の質疑と意見交換の後、子育て支援施設のみをという修正案が提出され、討論を経て修正案、原案ともに賛成少数で否決となり、本会議においても同様の結果で否決となりました。
※修正案、賛成8:反対10。原案、賛成7:反対11。
永井は、強い要望のある中で放置されてきた子育て支援施設はとにかく実現をと修正案成立に努力しましたが、あと一歩及ばずで原案には反対をしました。その理由は一般質問でやりとりした通りです。
再提案の審査の中では、まず喫緊の子育て応援施設事業と前回否決の都市拠点事業(今回は多世代交流施設の名称)の抱き合わせ提案に不信の質疑が集中し、財政についても新クリーンセンター事業が未定であることと、65年先までの負担の大きさへの指摘が重なりました。更に検討会の中立性と再答申書の公開のあり方への批判も重なりました。
否決の内容を見ると前回よりも反対が増える結果となりました。
③静の里プールの件
昨年12月に「あり方検討会」の提言書が出され、その提言に沿って耐震診断の費用1650万円が計上されました。その事情は一般質問の通りです。
一方で「静の里温水プールの存続を願う会」から提出されていた2度目の陳情は、産業建設委員会で審査され、要望の4項目のうち、耐震診断実施とコストの明確化の2項目を認める一部採択となり、本会議でも全員賛成でこの一部採択が承認されました。しっかり調べ、将来を見越した利活用に繋げてほしいと思っています。
3月定例会を終えて
都市拠点事業の再提案、危惧した通りの展開となりました。将来への価値ある投資なのか、無謀な冒険なのか、どちらにしても子育て支援施設事業は待ったなしです。
(N)の一言
アメリカの無謀なイラン攻撃、日本の参加をギリギリで阻止しているのが憲法9条です。
以上、約4500文字です。
昨年の6月定例会報告の21号から4回に渡って報告してきた「都市拠点事業」ですが、市長は3度目の提案に意欲を示していると聞いています。そうなれば内容によっては市長不信任の話さえありうるとも言われています。今後どのようになっていくのかは予断を許しません。
冒頭にも書きましたが、2期目の前半が終了し6月定例会より議長以下の議会人事も一新となります。
永井はどの委員会になるのか、またいわゆる椅子が回ってくるのか今のとこ何も分かりません。これまで3つの常任委員会を渡り歩いてきましたので(文教厚生→産業建設→総務、産建と総務で副委員長)どこでもいいのですが、無所属無会派の1人ですので(希望はできても)発言力は全くありません。
議会人事は何と言っても最大会派の政渓会(現在8名)の意向が一番反映されることになります。その政渓会自体に動きがあるようにも聞きます。5月はそういう人事の季節でもあります。
2026/04/27(月)午前