京丹後宇川の風

京丹後宇川の風 永井友昭が代表を務める政治団体です。

D271 チャレンジ24号、昨日折込!2期目も前半終了です。26/4/27(月)  田んぼに行ったり山を歩いたり灯台や浜の掃除をしているうちに、4月ももう僅かとなりました。 永井は現在地区の役員(5戸の隣組の組長)と農事組合の役員(4人のう...
27/04/2026

D271 
チャレンジ24号、昨日折込!
2期目も前半終了です。
26/4/27(月)
 
 田んぼに行ったり山を歩いたり灯台や浜の掃除をしているうちに、4月ももう僅かとなりました。
 永井は現在地区の役員(5戸の隣組の組長)と農事組合の役員(4人のうちの1人)と寺の総代(3人のうちの1人)をやり、この春から宇川に1台しかないコイン精米機の管理人の1人(メンバー3人)にもなりました。年度を挟んでこれらの仕事もあれこれありました。
 そんな中で議員2期目の前半がほぼ終了です。

 チャレンジ通信24号を昨日4/26(日)に市内に折り込みしました。ホッと一息ですがどのような声が寄せられるのか例によって緊張しています。

 まずはその内容を文章だけ報告します。一般質問の内容は議事録では約2万5000文字ですが、ここでは約3000文字と12%程度に圧縮されています(毎回これが大変なのです)。 掲載の写真はまとめて画に出します。

チャレンジ24号 26年(R8)3月定例会報告  

3月定例会終了。
8年度予算416億円、都市拠点再度否決!

✓各担当部局の答弁はいずれも理事者に代わってのものです。
◆ 一般質問 3月12日(木)◆

1,都市拠点  ◎写真「否決後の市の報告会議(昨年9月)」
永井:昨年9月の議会の否決後、市は3つの会議に再諮問を行い、2月初旬にそれぞれから再答申書が出されたが、市民も議員も読むことができなかった。その事情は?

建設部長:議事録の整理を待って出す仕組みで公開が遅れた。重要な案件であり早期に出すべきであったと反省している。

永井:公開されたのはいつか?

建設部長:図書館協議会が2/18、都市拠点検討会議とこども未来審議会が2/19であった。

永井:2/19は3月定例会の議会運営委員会の日で、そこでの指摘を受けて出された。否決、公聴会、再諮問、再答申書から早期に再提案したいという流れの中で、市民の関心も高く、我々議会も注目していた。まずは議会への報告がされるべきではなかったか?

市長:報道発表もされ、公開されていると思い込んでいた。ひとえに私の行き届かなさの故と心からお詫びする。

永井:市民軽視、議会軽視のそしりを免れない。軽視どころか無視に等しい。

永井:市長はこの再答申書をどう捉えているか?

市長:各審議会共通してこれからのまちづくりの観点から真摯に審議いただいた。子育て支援、図書館、多世代交流の場、インクルーシブな環境作りなど総合的な施設への指摘をいただいた。

永井:再答申書の内容は基本的に否決された原案に沿ったものだが、公聴会では批判の声が強く、両者には大きな距離がある。この距離感を市長はどう捉えるか?

市長:距離はあるが、意見は最初の提案内容についてである。それらの意見も踏まえた内容で再提案したい。

永井:(大きな課題である)財源についての基本的な考えは?

総務部長:国、府との調整によって最終処分場建設(約82億円)と竹野川衛生センター長寿命化(約25億円)の事業には過疎債の特例枠が認められることになり、都市拠点事業全体に過疎債が活用できる見込みとなった。これにより昨年提案時より実質負担は少なくなる試算だ(20.6億円→14.4億円)。新クリーンセンターは今後の検討だが約70億円と見込んでいる。

永井:この件、詳しいことは議案審査でとなるが非常に心配している。
永井:人口減少がやまない中、この事業は将来世代への投資だと言われるが、逆に負担になるのではないか?

市長:最も効果ある投資だと考える。若い人たちに望まれる施設は何かと様々な議論を重ねて構想した事業だ。一定の負担があるにしても受益者は子どもたち、子育て世代の方々なので、受益と負担の世代間バランスは他の投資よりも理解が得やすい。
 経済効果の面でも、綾部市、海南市(和歌山県)など他自治体の類似施設を見たとき相当なものを期待できる。

永井:先日あった図書館のイベントで「どれだけ先を見たものかで図書館の価値が決まる」と聞いた。今回の案、私には拙速の感が強い。

2,静の里プール問題  ◎写真「閉鎖中の静の里」
永井:「公営プールあり方検討会」の提言書が出された(昨年12月)。市長の見解は?

市長:新設は困難と明言されているが、プールを利用した運動環境の整備が望ましいとして新設以外の利用について幅を持って委ねていただいている。まずは耐震調査をやり、整備費用等を明確にして検討していきたい。

永井:学校プールへの試算や見解も出されているが、8校の改修に13億円と費用がかかる。市民利用、健康利用、教育利用など長期的に考えるなら改修して総合的利用を目指すのが一番ではないか?

商工観光部長:学校プールでは将来を見据えた代替実施計画の指摘をいただいている。このプールをその代替とする場合、安全性の確保や費用面など総合的な検討が必要だ。

永井:観光立市の基本原案は解体だが、新築や改修よりも費用がかかるのではと言われている。どう考えるか?

商工観光部長:令和3年の調査で全体の解体経費は5.7億円の試算であるが、それ以上の費用となることは予想される。耐震結果から判断していく。

永井:静の里の施設は避難場所に指定されているが、いつでも利用できるのか?

商工観光部長:津波発生時の一時的な避難場所として施設の屋外が指定されている。状況に応じて解錠し建物内部の利用も可能だが、現在電気水道を止めており、温泉もボイラーも使用できない。

永井:温泉棟部分は入浴施設がダメになっただけで建物自体はしっかりしており場所もいい、その利活用の検討はないのか?

商工観光部長:平成10年建築の比較的新しい建物であり、温泉施設以外の利活用について観光立市推進会議からの提言もあり総合的に判断したい。

3,シカ問題

永井:今年度のシカの捕獲等の状況は?

農林水産部長:12月末で3214頭を捕獲した。例年並みである。個体数のデータはないが人家等での目撃情報は依然として多い。

永井:取ったシカの処分、多くは埋設だがその埋設場所が足りないと聞く。状況はどうか?

農林水産部長:捕獲頭数3214頭のうち埋設処分は67%。多くは捕獲者本人や縁故者の土地に埋められている。捕獲依頼地区の土地を利用する場合もあるが、場所の確保とその労務負担が大変だと聞いている。

永井:市が管理している土地は使えないか?

農林水産部長:相談があれば可能性を検討したい。

永井:捕獲の拡大が求められる中、狩猟期間の支援が薄いと聞くが?

農林水産部長:府の捕獲強化事業で補助金の出る頭数が10頭から20頭に拡大された。

永井:ジビエの利用拡大について方針変更の状況は?

農林水産部長:従来は狩猟期間外の食肉利用は比治の里以外では販売禁止であったが、新年度より可能となる。具体的に久美浜町で民間業者がペットフードでのジビエ活用を予定しており、弥栄町野間でも捕獲の鹿肉を有効活用する取り組みがある。本市のジビエ肉はおいしいのでブランド化と販売拡大をめざしたい。

4,米軍・自衛隊

①旧宇川中の門番
永井:昨年10月の統合演習で旧宇川中学校に自衛隊の門番が置かれた。自衛隊に住民をチェックする権限はあるのか?

総務部長:住民の安全確保のためと聞いている。市からは過度な不安を与えないようにと要請した。自衛隊に法的権限はない。

永井:軍備拡大に反対の市の平和都市宣言に鑑み使用を拒否したらどうか?

市長:それは全く考えていない。

永井:どうしてもと言うなら、入り口でなく使用施設の所に置けばよいではないか?

市長:それも含めて要請したい。

②海の水質検査
永井:今年度の検査の結果は?

総務部長:CODと全リンで数値が超過したが近隣の海域ではよくあることで汚染ではないという分析だ。

 ✓例示の海域はどちらも内海、ここ(文殊沖)は外海。

永井:超過は3回連続となる。いつどのように排出されているのか把握しているのか?

総務部長:把握していないが、日本製の浄化槽で日本の基準で管理されており基準内での排出と聞いている。

永井:数字を公表すれば全て分かることではないか? それを求めよ。

総務部長:今後のことだ。

③発電機
永井:相変わらず緊急稼働している。どういう事情か?

基地対策室長:天候等の理由で緊急稼働やメンテ稼働を行っており、情報は来ないこともある。夜間土日休日の稼働は避けるように常に要請している。

 ✓一度停電すると回復しても何日も稼働が続く。その理由が分からない。

④平和都市宣言 ◎写真「イラン戦争で警戒レベルはまたBへ。」
永井:本市は「平和都市宣言」で非核三原則厳守を掲げる。国がそれをやめると言い出したら市長はモノを言うのか?

市長:「平和都市宣言」を共有しそれに則った市政運営をしている。その都度適切な判断をする。 

永井:国が三原則撤廃と言い出して市長が黙っていたら、またここで問わねばならない。

◆ 重要案件 ◆
①令和8年度予算  ◎カット「新規・拡充が廃止・抑制の5.7倍」

 令和8年度一般会計予算は歳入歳出の総額415億9000万円、過去2番目の額となりました。歳出の内容を見ると、廃止・抑制が約2億5000万円、新規・拡充が約14億4000万円。厳しいと言われる中、単純な比較でビルドがスクラップの5.7倍。人件費が約4億9000万、生活インフラ約23億7000万のアップの中でこの増額に疑問を持ちます。一方で国保税は12.8%の大幅アップとなります。

 基金は約77億円から約59億円へ18億円の減。都市拠点と一般廃棄物の基金計上がほとんどできていません。今後補正で補填できるのか大いに気になります。

 市債残高はR7年度末とほぼ変わらない約378億円ですが、最終処分場、衛生センター長寿命化、新クリーンセンターなど大型事業が同時並行で進んでいきます。財政健全化指標はクリアーしてはいますが、国も府も財政に課題が多い中、将来に向けて大きな危惧を持たざるを得ません。

 永井は以上の総論に加え、自然あふれるビジネスモデル事業、新シルク産業創造事業など長期の事業についてその総括が不十分であることなども指摘する意見を述べて、予算案全体には賛成しました。

②都市拠点、再提案の顛末  ◎写真「都市拠点の候補地」

 昨年9月に否決となり、前号の本通信で「説得力のある再提案でなければ、議会の理解は容易ではない」と指摘した都市拠点事業。3/12に子育て支援事業と合わせた形で一般会計補正1号として再提案されました。

 審査の結果は、付託された予算決算委員会で長時間の質疑と意見交換の後、子育て支援施設のみをという修正案が提出され、討論を経て修正案、原案ともに賛成少数で否決となり、本会議においても同様の結果で否決となりました。

※修正案、賛成8:反対10。原案、賛成7:反対11。

 永井は、強い要望のある中で放置されてきた子育て支援施設はとにかく実現をと修正案成立に努力しましたが、あと一歩及ばずで原案には反対をしました。その理由は一般質問でやりとりした通りです。
 
 再提案の審査の中では、まず喫緊の子育て応援施設事業と前回否決の都市拠点事業(今回は多世代交流施設の名称)の抱き合わせ提案に不信の質疑が集中し、財政についても新クリーンセンター事業が未定であることと、65年先までの負担の大きさへの指摘が重なりました。更に検討会の中立性と再答申書の公開のあり方への批判も重なりました。

 否決の内容を見ると前回よりも反対が増える結果となりました。

③静の里プールの件
 昨年12月に「あり方検討会」の提言書が出され、その提言に沿って耐震診断の費用1650万円が計上されました。その事情は一般質問の通りです。

 一方で「静の里温水プールの存続を願う会」から提出されていた2度目の陳情は、産業建設委員会で審査され、要望の4項目のうち、耐震診断実施とコストの明確化の2項目を認める一部採択となり、本会議でも全員賛成でこの一部採択が承認されました。しっかり調べ、将来を見越した利活用に繋げてほしいと思っています。

3月定例会を終えて
 都市拠点事業の再提案、危惧した通りの展開となりました。将来への価値ある投資なのか、無謀な冒険なのか、どちらにしても子育て支援施設事業は待ったなしです。

(N)の一言
 アメリカの無謀なイラン攻撃、日本の参加をギリギリで阻止しているのが憲法9条です。

 以上、約4500文字です。

 昨年の6月定例会報告の21号から4回に渡って報告してきた「都市拠点事業」ですが、市長は3度目の提案に意欲を示していると聞いています。そうなれば内容によっては市長不信任の話さえありうるとも言われています。今後どのようになっていくのかは予断を許しません。

 冒頭にも書きましたが、2期目の前半が終了し6月定例会より議長以下の議会人事も一新となります。
 永井はどの委員会になるのか、またいわゆる椅子が回ってくるのか今のとこ何も分かりません。これまで3つの常任委員会を渡り歩いてきましたので(文教厚生→産業建設→総務、産建と総務で副委員長)どこでもいいのですが、無所属無会派の1人ですので(希望はできても)発言力は全くありません。

 議会人事は何と言っても最大会派の政渓会(現在8名)の意向が一番反映されることになります。その政渓会自体に動きがあるようにも聞きます。5月はそういう人事の季節でもあります。

2026/04/27(月)午前

D270 一般質問、報告➃ シカ問題。小学校の入学式でした!26/4/8(水)  昨日に続いて一般質問の報告➃です。これまでの3つより少し短いです。3,シカ問題永井:先日もこの議会へ来る途中弥栄のバイパスをシカが5頭ほど走っていくのを見た。...
08/04/2026

D270 
一般質問、報告➃ シカ問題。
小学校の入学式でした!
26/4/8(水)
 
 昨日に続いて一般質問の報告➃です。これまでの3つより少し短いです。

3,シカ問題

永井:先日もこの議会へ来る途中弥栄のバイパスをシカが5頭ほど走っていくのを見た。本当に増えていると感じるが、今年度の鹿の状況、捕獲の状況はどうなっているか?

農林水産部長:今年度の鹿の捕獲状況は、12月末時点で3214頭。最近5年間で最も多く捕獲した。実質的には昨年度並みということだ。個体数は統計的なデータがないが、目撃情報は依然として多い。人家等では大変よく見られている。

永井:とにかく増えていると実感している。シカは、「捕っても捕っても」という中で、捕った鹿の処分、メインは埋設だがその埋設が追っつかない、その場所に困ると現場の方々から強く聞いている。このあたりの現況は?

農林水産部長:捕獲された鹿の処分は、令和7年度12月末時点で先ほどの捕獲頭数3214頭のうち、678頭約21%が比治の里へ搬入されて食肉処理をされているほか、自己利用分が約12%で、これらを除いた2137頭、約67%が埋設処分されている。

 昨令和6年度はトータルで75%程度であったが、現時点の推計では67%となる。

 また、捕獲個体の埋設に当たっては、捕獲者本人やその知人が所有する土地に埋設する場合が最も多い。その他では捕獲した場所で行うその場埋設や、さらには鳥獣の捕獲を依頼をしている地区の協力で、区有地とか区民所有地をお借りして埋設する場合もある。

 近年シカの捕獲頭数の増加に伴って、指摘された埋設場所の確保とか埋設に係る労務負担について、大変だという意見を捕獲者の方々からいただいている。

 この問題を解決するため、比治の里以外の民間事業者にも捕獲個体のジビエ利活用を促進して埋設の負担を軽減する取組を進めながら、埋設場所の地区での確保を市から要請していきたい。

永井:埋設場所について、市が管理している土地を使えないかと聞く。山に行く林道沿いには、市が管理する土地もあると聞くが、そういう所を利用できないか?

農林水産部長:市の土地の活用ということだが、その可能性も含めてまずは具体的な場所を地区のほうから農林整備課へ相談頂きたい。

永井:鹿の捕獲拡大について今後へ向けての検討は?

農林水産部長:鹿による農作物への被害状況は、令和7年度は昨年度に比べ大幅に減少している。令和6年度の鹿による被害は2057万8000円だった、本年度は1497万5000円で、560万程度減となっている。

 他方で言われる通り道路とか集落付近への出没は、例年と変わらず多い状況にあり、市では引き続き猟友会の方々と連携しながら、捕獲強化の取組を進めていきたい。

永井:捕獲の拡大を検討とのことだが、今のような狩猟期間中とそうでない期間とは対応が違ってくる。狩猟期間中の支援・補助が薄いと聞くが、その部分の検討はなされているのか?

農林水産部長:狩猟期間は食肉として捕れるということで、鹿捕獲強化事業という府の事業で今年から1人最大20頭に捕れるように頭数が増えた(これまでは10頭)。1頭4000円で府の補助金を交付している。今後については猟友会の方々と検討してまいりたい。

永井:いわゆるジビエの利用拡大について、従来は猟期外に捕ったシカは使わないということであったが、この件を変更したいという市長の答弁があった。その進行状況は?

農林水産部長:これまでは狩猟期に捕獲した個体を除き、市からの有害捕獲委託で捕獲した鳥獣を、比治の里以外で食肉等として販売することは、市と猟友会との取決めでできなかったが、来年度からはそれが可能となる。

 久美浜町にて民間事業者の食肉処理施設に捕獲個体を搬入してペットフードとしてジビエ活用する予定であり、弥栄町野間でも捕獲した鹿等を食肉として有効活用したいという取組がある。こういうことを今後市全体に広げていきたい。

 丹後のジビエ肉はおいしいので、ジビエ肉のブランド化と販売拡大つなげていければと考えている。

永井:そういうこと求める声をいくつも聞いている。実現へ向け更なる努力を求める。

 この件最後となる。今年たくさん雪が降り田んぼや畑の獣害用の柵が傷んだり傾いたりしている。それらの被害についての検討状況は?

農林水産部長:現在把握している防除柵の被害は、市全体で5.3キロ程度。市全体のワイヤーメッシュは令和7年度末までで1477キロなので全体の約0.4%になる。大雪の被害状況について地元からの報告によりその把握に努めているところだ。

 この間農会長会議等で、発生した被害の大規模なものは災害復旧事業等の対応にもなるので、まずもって市へ連絡をということと、小規模なものは多面的機能支払い交付金や中山間地域等直接支払い交付金等を活用して補修等に当たっていただきたいと伝えている。

 いずれにしても被害が発生をしたら速やかに農林整備課へ連絡を頂きたい。

永井:いろいろな制度がある。実態に即して本当に困っておられる方に役に立つような対応をしていただきたい。

 以上がシカ問題のやりとりです。昨年の6月定例会でこの件を取りあげた際、禁猟期の捕獲個体のジビエ利用の基本方向を見直したい(禁止から利用拡大へ)とのことであったので、その件を確認しました。

 早速その方向で取り組みが具体化しているとのこと、評価をしたい。一方でシカの増加はやんでおらず、捕獲後の埋設処理に課題が出ていることが明らかになりました。

 以上で連続4回の一般質問報告を終了します。
今回も何とかできました。次はチャレンジ通信24号の作成です。

 今日は素晴らしい天気、満開の桜の中で丹後小学校の入学式に出席。17人の新入生(宇川からは3人)の元気な声を聞かせていただきました。丹後小学校は全校児童数138人となります。

2026/4/8(水)昼

D269 一般質問、報告③ 静の里のプール。明日は小学校の入学式!26/4/7(火) 昨日に続いて一般質問の報告③です。2023年以来続いている「浅茂川温泉静の里問題」の特にプール施設についての最前線ということになります。2,静の里の温泉プ...
07/04/2026

D269 
一般質問、報告③ 静の里のプール。
明日は小学校の入学式!
26/4/7(火)
 
昨日に続いて一般質問の報告③です。
2023年以来続いている「浅茂川温泉静の里問題」の特にプール施設についての最前線ということになります。

2,静の里の温泉プール

永井:浅茂川温泉静の里のプールの件、ちょうど1年前の3月定例会で取り上げた際、市長から「6億もかかるんだ。どうしろというのか?」と反問され、「直して使いましょう。まず調べてください。」とやりとりし、在り方検討会で全部検討していただくという話であった。
 その在り方検討会の提言書が出された。市長の見解は?

市長:委員長初め委員の皆様には精力的な審議を賜った。現地調査も先進地施設もされ、アンケートも整理いただいた。改めて感謝申し上げる次第だ。
 そんな大切な市民の皆様からの要望も強い施設、一方で課題もある中で真摯に提言を頂き本市もしっかり向き合いたい。

永井:提言書では、プールの意義はあるが「今の状況で直ちに新設は困難」とされている。前回市長は「新設が安くなるならば、それを判断するのが首長の責任だ」と言われたが今の見解は?

市長:いろんな内容をこの提言に込めていただいて、まず結論としてプールを利用した運動環境の整備が望ましいということ。その上で、どういう環境の整備をするかということでは幅を持った提言を頂いている。今の話のように、新設については困難と明言されている。

 環境整備の望ましい形については、公設か民営かということも含め新設以外の利用については委ねていただいている。我々として真剣に向き合い次の局面に進んでいきたい。

 市民利用者の皆様の声を踏まえて耐震調査をやり、整備する場合の費用等も明確にできるよう予算提案している。

永井:まず調べてと私が言ったことが実現されることになるが、ここまで時間がかかった。
 そんな中で、教育に関わる学校プールについての試算や見解も述べられているが、非常に費用がかかることは明確だ。8校の改修に13億円と出ているわけだが、長い目で見て市民の利用と健康利用と教育と全部ひっくるめて考えるなら、やはり改修をして総合的利用を目指すのが1番じゃないかと思うが、そこの部分についてはいかがか?

商工観光部長:学校プールの議論では突発的な休止を招かないことがまず前提で、将来を見据えた代替先の確保、移動時間、安全管理、指導体制費用などを見通した代替実施計画を整えておくことが望ましいという指摘を頂いている。

 網野の温泉プールを学校プールの代替施設として活用することも一つの選択肢だが、施設の安全性の確保の面からの耐震調査をまずは進めたい。この耐震診断の結果によって、安全性の確保、経費、結果的にこの学校利用に適した運営が可能かということも含めて、総合的な検討をしたい。

永井:学校の利用に関しては、民間の施設とか、近隣市町の施設もあるということだが、そこの部分は不確定な要素が強いという指摘がある。

 一方で、もともとの観光立市の基本原案は解体ということだが、全て解体するには現況では13億円かかると言われている。更地にするだけなのに、新設や改修(どちらも6億くらい)よりもよほどかかる。このあたりの考え方は?

商工観光部長:令和3年度の調査で、温泉棟とプール等の解体経費については約5.7億円ということだ。そのうち2億円がプール等の解体費用。また、プールの新設は約5億円、プールの大規模改修は約5.6億円という試算も示されている。今指摘の13億円という数字ではないが、解体費は総額約5.7億円という試算をこれまでから説明している。

 ただし、この施設の解体に相当の費用を要することには事実なので、この既存施設の利活用の可能性の検討も重要だと捉えている。この耐震結果をもって判断していく。

永井:13億円という数字は、提言書の中に出ている数字ではないが、議論の中でそういう数字が言われたと聞いた。この13億円という数字は、荒唐無稽なもので全く事実無根ということか?

商工観光部長:検討会議の中で認識誤認のような形でやりとりあったと記憶する。その中で13億という数字の確認は今手元に資料ないので分からないが、これまでからの説明の経費は5.7億ということだ。

永井:いろいろと情報の混乱があったのかと思うが、5億円などではとてもすまんだろうという実感を持つ。
 ※13億、検討会の審査の中で出されていた数字の一つではあるとのこと。
 
 次、静の里の旧温泉部分は現在避難所にも指定されているが、いつでも利用できる状態にあるのか?

商工観光部長:この施設の場所は、津波発生時の一時的な避難場所としてその屋外が指定緊急避難場所となっている。津波発生時においては、状況に応じて市の職員を施設に派遣し、建物内の利用が必要な場合は解錠することとしている。

 また施設の見回りや状況確認は、商工観光部において適宜、実施している状況だ。ただし浅茂川温泉静の里については、令和7年3月末をもって施設閉鎖をしていることから、現在は電気水道を停止、トイレ、冷暖房等は使用できない。温泉も、電気をとめているので温泉水のくみ上げができていない。ボイラーも安全性確保の観点から、タンクを空にしており利用できない。

 令和6年1月1日の能登半島の地震の際、本市にも津波注意報が発令されこの場所に車で避難をされた方が多くあった。その際はほとんどの方が車内で待機をされており、まずは一時的な避難場所としての利用は可能である。

永井:屋外がメインで必要に応じて内部も使えることになってはいるが、電気が来てないとか整備はできてないということのようだが、
 温泉部分は、要は二階に湯船があってそこから水が漏れてくるという状況で使用不能になったというのが実態で、建物そのものはいい場所に建っているし、躯体はしっかりしている。
 幾らでも利用可能ではないかと私自身も見に行って思った。その活用についての検討はないのか?

商工観光部長:この静の里の温泉棟は、言われるように比較的新しい建物で平成10年の建築物だ。令和3年に実施した調査では、設備について安全上機能上の問題があり早期に対応が必要という指摘を頂いているということだ。またボイラーや配管などの設備の老朽化も当然進んでおり、温泉施設の再開についてはこれらの設備の更新修繕が必要となり、それに対しての費用は当然かかってくる。
 
 一方で観光立地推進会議から、この施設の老朽化と観光ニーズと考えると、改修修繕を行って現状の温泉施設、プール施設を継続する必要はないとされており、施設を閉館して新たな公民連携による観光地とした活用方策を検討すべきという提言も頂いている。

 提案の温泉施設以外の用途で活用することには、観光立地推進会議からも提言を頂いており、それも含めて総合的に判断していくということだ。

 まずはプール等の耐震診断を実施し今後の可能性を検討したい。

永井:まずは審査を待って、総合的に判断していくと確認した。
もう一つ気になっているチップボイラーについて、国の補助を受けて作ったもので使わないのなら国への返金が生じるのではないか、そうはならない可能性もあるかという話があった。その件はどうなったのか?

商工観光部長:チップボイラーに関わる国庫補助金、起債について、現在施設が休止中で今後再開の可能性もある中、現時点では府においても補助金返還等の試算は行っていない。

 一方で、補助金等適正化法の財産処分の基準ではおおむね10年経過した補助対象財産については、そのものを有償売却、有償貸付けをしない限りは、補助目的を達成したとみなして当該財産処分の承認について報告書の提出をもって国の承認があったとみなす「包括承認制度」というものがありこの場合は、国庫納付を求めないことが原則となっている。

 また起債の繰上償還の要否、それから繰上償還を行った場合の交付税措置への影響についても、補助金返還の取扱いに準じて整理をされる。

 市としては施設の今後の方向性が定まった段階で、適切に対応していきたい。

永井:確認だが、いつまでにどういう判断をすれば今言われたいわゆる無償の対応になっていくのか?
 ※この説明では要領を得ない(素人にはさっぱり分かりません)。

商工観光部長:まず起債の償還期限が令和12年3月なので、この間までの返済計画の中での対応で決定することになる。

総務部長:私の方からも答弁させていただく。国庫補助の返還については先ほど商工観光部長が申したように国のほうでは10年経つと包括的にみなしという形で有償譲渡有償貸付けでなければ、国庫補助の返還がないという手続が必要になる。
これは国庫補助の関係で、施設をどうするかという部分は提言も頂いた中での判断ということだ。

永井:既に、10年経っているのか?

総務部長:この施設は10年経っております。
※要するに国への返還はないということ。

永井:いろいろなことを抱えながらの事業になると思うが、今も議会へプールに関わって何とか活用できないかという陳情が出されている。
 私自身もこの件で何度かこの場で質問をしてきたが、やはり有効に使えるものはとにかく使っていくべきだと思うし、あの場所は大変いい場所だ。

 どのような審査結果が出るか分からないが、そういう方向で検討が進むことを強く望んでこの質問を終わりとする。 

 以上が一般質問のやりとりですが、最後に永井の言及した陳情とは1年前の3月定例会に「存続の陳情」を出された「静の里温水プールの存続を願う会」から今3月定例会に提出された2度目の陳情(「科学的根拠と財政合理性に基づく『網野温泉プール』等の存続及び再活用に関する陳情」)のことです。

 この陳情は、①科学的根拠の例示、②財政比較の再考、③教育環境の公平性確保、➃防災拠点の機能回復の4項目を挙げてプール等の存続活用を求めるものです。

 付託された産業建設常任委員会で審査され、最終的に委員会全員一致で①と②の2項目を一部採択すべきものとして本会議に報告され、最終日にその内容で全員一致の採択となりました。

 永井はあれこれ思いはありましたが、賛成討論を行って起立しました。

 一昨年(2024年)以来、静の里のプールを利用していた方々が「廃止、除却へ」という市の示した方向に対して、「残してほしい」と立ち上がられて様々な活動をしてこられた結果として今回の陳情一部採択があります。

 その活動に意気を感じて関わってきた永井ですが、野の声はここにあると改めて感じている次第です。

 今日は朝から雨と風、桜が散り始めましたが、明日の小学校入学式にはバッチリの感じです。

 永井は今春から宇川の子たちが通うことになった丹後小学校へ来賓で行きます。

2026/4/7(火)午後

D268 一般質問、報告② 都市拠点。桜、満開になりました。26/4/6(月) 一昨日に続いて一般質問の報告②です。 質問の1つ目であった都市拠点について、具体的な審査と結論はD266で詳しめに報告しました。この質問のやりとりは3/12(木...
06/04/2026

D268 
一般質問、報告② 都市拠点。
桜、満開になりました。
26/4/6(月)
 
一昨日に続いて一般質問の報告②です。

 質問の1つ目であった都市拠点について、具体的な審査と結論はD266で詳しめに報告しました。
この質問のやりとりは3/12(木)の午前の最後、その都市拠点の補正1号の正式提案される直前のものになります。毎回やる冒頭のアイサツも含めて報告します。

 発言順位11番、無所属、無会派の永井友昭です。最後になりました。今しばらくのお付き合いをお願いします。

 議員になって6年目の最後の質問になります。今回で通算24回目です。

 世界情勢も国内事情もますます先行きの見えない困った状況の中で、年度が新しくなろうとしています。この国の今後と本市の在り方がいよいよ激しく問われる新年度となりそうです。そのポイントになりそうなことを中心に今回の質問を揃えました。

1,都市拠点

永井:都市拠点公共設備整備計画について、この件は12月定例会でもいろいろと質問をした。その後の動きに関連してということになる。

 去る2月の5日と6日に三つの会議(京丹後市都市拠点公共施設整備基本計画検討会議、図書館協議会、こども未来まちづくり審議会)のいわゆる再答申が提出されたが、提出後もこの三つの答申書を市民も私たち議員も読むことができなかった。その事情はどういうことであったのか?

建設部長:答申の公開の件、公開が遅くなったこと大変申し訳なく思っている。経過は、実務的に審議会の議事録と合わせて出すことにしていて、議事録の整理に一定の期間を要したことが原因で結果的に公開が遅れたということだ。

 この案件は議会でも真摯に議論を頂き、また市民の皆様にも大変関心の高い案件で、速やかに公開すべきであったと反省している。

市長:経過はそういうことだが、この間ずっと議会の皆様に審議賜った案件を受けての大切な審議会の答申であるのにそのようなこととなり、改めて私からもおわび申し上げる。
 早く出すものについては早くやるようしっかり対応してまいりたい。

永井:この件、議会運営委員会での要望や議会からの資料請求もあって出されたという経過だが、そのような指摘がなければそれらの答申はいつ出される予定だったのか?

市長:審議会の関係で答申を頂いた場合、通常それをHPに出すタイミングは議事録を取りまとめた段階ということだ。 ※それでは議会には間に合わない。

永井:実際にHPに掲載されたのはいつか?

建設部長:都市拠点公共施設整備基本計画等検討会議と図書館審議会は2月5日に、こども未来まちづくり審議会は、2月6日に答申を頂いた。

 HPの公開は、図書館協議会が2月18日、都市拠点公共施設整備基本計画等検討会議とこども未来まちづくり検討審議会は2月19日ということだ。

永井:2月19日は議会運営委員会があった日で、その場でこの件が取上げられたのだが、一旦出された議案が否決になってその後公聴会が行われ、さらに三つの会議への諮問がなされてその結論が出された。

 市民の興味・関心も高いし、我々議会にとっても、市長が再提案も考えているという中で、どうなるのかと思っている。まずは議会に報告があるべきではなかったか?

市長:一定の報道もあり、その段階でオープンになっていると思っていて、それ以上の事務的な確認をしなかったということだ。ひとえに、私の行き届かなさのゆえと心からお詫びする。

永井:このこと、議会軽視、市民軽視と思わざるを得ない。軽視どころか無視に等しい。副市長以下部長の方々も当然のこととして「どうなんだ」と理事者に対して言うべきではなかったか。この場での答弁は求めないが、これはもう重大な問題だ。

 その上で、市長はこの三つの答申をどのように捉えておられるか?

市長:審議に当たっては、この間の市議会での様々な議論と市民公聴会の意見を整理して会議の冒頭に紹介し、共有していただいた上で審議を賜った。

 その上で、こども子育て、図書館、都市拠点の各審議会から、子育て支援施設の整備の重要性、図書館との融合の大切さ、そして多世代の皆さんが魅力を持って集まって交流できるようなありようや障害のある方を含めてインクルーシブに利用できるような環境づくりなどについて指摘を頂き、同時にこども子育て審議会からは、身近な環境の中でこどもを遊ばせる施設の大切さも両輪としてあるべきだということも承った。
 
 その上で、各審議会共通してこれからのまちにどうなのかという視点から真摯に審議を頂いた。財政負担の懸念はあるけども未来への投資であり、優先的に検討すべきと明記していただいた審議会もある。

 我々としては、市議会における様々な議論を受け止めながら、同時にこういったことを含めて提案させていただくということだ。

永井:市民公聴会に私も3回傍聴に行った。その場で出た意見とこの三つの会議で出された結論を見ると非常に距離がある。否決された原案に沿ったものをというのが三つの会議の再答申だが、公聴会はそんなことよりもほかにせんなんことがあるという声が多かった。この両者の距離感を、市長はどのようにして捉えておられるのか?

市長:言われる通り距離感があるいろんな意見を頂いたが、それは6月に提案したことに対する指摘ということだ。身近なところに欲しいとか、財政上の懸念があるとか、裏返せばほかの事業に影響を与えることがないのかとか、障害の方への配慮があるのかとか、そういう6月の原案に対する様々な指摘を頂いた。我々はこれをしっかり受け止めたいということで、今回はこれらを入れ込んだ形の議案として提案したいと思っている。
 
 ※議案審査ではこのあたりが厳しく問われることとなった。

永井:検討委員会の傍聴も何回か行った。都市拠点検討委員会の中で委員長が公聴会はどうだったかと市の担当に問われて、批判の声が非常に多かったですという報告がなされた時に、「広聴会には批判的な方々が来られますからね」というやりとりがあった。

 私はこれを聞いて、委員長の見解に偏りがあるのではと思ったが、こういう委員会の在り方はどうなのか?

市長:その発言を十分承知していないが、広聴会の場を開いてそこに忙しい中来ていただいて御自身の思いを真剣に訴えていただいたそれぞれの思いはしっかりと受け止めなければならない。その上で工夫をして、提案する議案の中に身近な施設の整備を初めとして、施設の中核拠点のありようにも様々な工夫を込めたということだ。

 ※市長は質問に正面からは答えず。

永井:私は(委員長の姿勢に)問題があると思っている。
次の質問だ。再提案と言うが、三つの答申では触れられていない財源についての基本的な考え方は?

総務部長:前回令和7年6月補正で計上した時には、最終処分場整備などの大型事業が令和8年度から令和10年度まで実施されることに鑑みて、当該期間についての過疎債の活用は困難なものと想定していた。その中で市の実質負担額を約20.6億円と試算をしていた。
 この補正予算の中では、過疎債を最大限に活用するため用地取得費も7年度で計上していたということだ。

 その後国や府との調整によって、最終処分場や竹野川衛生センターの長寿命化事業には、過疎債の公共施設のマネジメント集約化分という「特別分」が優先配分されることとなり、これにより都市拠点多世代交流施設にかかる過疎債も全事業期間において活用を検討できる状況になった。

 加えて用地取得費についても、令和9年度に国土交通省の補助金である都市構造再編集中支援事業を活用できるように見直しを行い、過疎債を最大限活用すると想定した場合の実質負担額についても、14.4億円の試算となった。

 今後は、国の補助金の状況なども鑑みながら、事業全体に過疎債の活用を想定し、合わせてほかの財源の充当可否も含めて最適な財源の活用を検討していきたい。
 
クリーンセンターについては、これからの検討となる。財政見通しでは整備費用約70億円と見込んでいるが、令和8年度の早い段階で次の方向性をまとめていきたい。

永井:いろいろと聞かせていただいた。詳しいことは議案審査でやられることになろうが、非常に心配をしている。

※議案審査で財政問題は繰り返し取り上げられ、特に新クリーンセンターについては額が大きいのに何も決まっていない、それでもこれをやるのかという指摘が相次いだ。

永井:この件最後の質問になるが、本市の人口減少がやまない。5万人を切り、その減少数は今や年間1000人規模となっている。

 そういう状況の中で、将来世代への投資であると言われるわけだが、本当にそうなのか? 逆に私たちの後から来る子たちの負担になるのではないか? そのあたりの市長の基本的な認識は?

市長:私は1番効果がある投資だと考えている。
 一番若い人に望まれる施設は何なんだということで、この間若い皆様に意見を聞いたりアンケートをとったり議論頂いたりし、その中で出た結論として、子育て支援施設、こどもが寄れる施設、屋内でも遊べる施設、こういったものが欲しい、今なくて困ってると言われた。それを受けて人口対策にとって一番大切な若い人が来ていただける施設として、あのような構想に図書館とともに入ってきたということだ。

 その意味で効果はあるということだが、負担についても、従来から申し上げているように財政的には飲み込んでいけると思っており、軽減の努力もしているところだ。

 そういうことだが、仮に将来世代に一定の負担が残るとしても、いわゆる負担と受益のバランスからすると、受益者はこどもであり、子育て世代であるわけだ。負担が多いのは将来世代であるとういう意味で、受益と負担の世代間のバランスは他の投資よりもよくて理解が頂きやすいと思っている。

 もう一つ、経済効果の意味から見ると、他のまちの類似の施設を見たときに、例えば和歌山県海南市の例では来館者が4倍に増えている。あるいは綾部市も近隣エリアで新たな商業施設の建築計画もあると聞く。富山、長岡、海老名、同様の施設をつくって、それを起点に民間の集積を呼んでいる。いろんな意味で経済効果が出てくる施設だと考える。

 市民の皆さんの意見の中にも、今市のシンボリックな施設がないがそれを作って未来に発信する市の姿勢があることで民間が来てくれるというものがある。そういう面からもしっかりと訴えて行きたい。

永井:市長が常々言っておられることを聞かせていただいた。
 先日、市の主催でこれからの図書館などについて考えるイベントがあり、私も参加した。

 その中で講演をされた方が、「図書館というものはどれだけ先を見たものができるか、そのことで価値が決まる」と言われた。どれだけ長い先まで見てまちづくりの可能性を生かすものになるのかということだと理解した。

 また参加された司書の方は、自然の豊かな中、例えば弥栄の丹後王国のようなところにつくる図書館は「屋根のある公園」と言われている図書館を、「屋根のない広い公園」の中につくることになり、そこに無限の可能性があると言われた。

 そういう面から見ると、私は今回の案は拙速な感がする。

 ※2/21(日)に市主催で「図書館がまちづくりの核になる」というテーマでの講演会、座談会が峰山の福祉センターで行われ(会場はほぼ一杯)、永井も参加しました。

 メイン講演会では岐阜市の総合図書館メディアコスモス(開館から9ヶ月半で来場者100万人を達成)の初代館長吉成信夫さんが今風の図書館についてあれこれと紹介。図書館は今や総合交流の場、旧来の意識ではやっていけないと、そこに関わる人、運営する人の意識改革と熱が入れ物の可能性を無限に広げると述べられた。「子供の声は未来の声」「図書館は屋根のついた公園」など心に残る言葉がいくつも。

 座談会では本市の高校で勤務する学校図書館司書の伊達深雪さん(全国的にも活躍されてるカリスマ的な司書さん)も登壇され、本市にどんな図書館をという内容で、例えば丹後王国のような広い自然の中にというのもいいかもという話をされたのがとても印象的だったのです。

 とにかく分かった人が時間をかけて関わっていかないといいものはできないと実感しました。

 以上、補正1号につながる都市拠点関係のやりとりです。既に報告のように、補正1号は再度の否決となりました。

 昨日も今日もよい天気で、宇川の桜も満開です。

2026/4/6(月)昼

D267 イラン戦争の最中、明日は知事選挙。今日本を守っているのは憲法9条!一般質問、基地関係をまず報告します。26/4/4(土)  イスラエルとアメリカがイランを一方的に攻撃しはじめてから1ヶ月が経ちました。両国の行動は、かねてから日本政...
04/04/2026

D267 
イラン戦争の最中、明日は知事選挙。
今日本を守っているのは憲法9条!
一般質問、基地関係をまず報告します。
26/4/4(土)
 
 イスラエルとアメリカがイランを一方的に攻撃しはじめてから1ヶ月が経ちました。両国の行動は、かねてから日本政府が盛んに言ってきた「法の秩序」をどう見ても逸脱しておりますが、それを一言も言えず、ペルシャ湾からの石油が来ない状況で国内に大変なことが起きてもまともに抗議もできない情けない状況が続いています。

 渦中のトランプ氏は「イランを石器時代に」ととんでもないことまで言い出しています。世界的大混乱(世界全体が石器時代に戻りかねない)を回避するためにも、イランとの友好関係をずっと維持してきた日本政府の取るべき道は、中に立って戦争停止の外交を行うことしかありません。そのことこそが日本国憲法の理念を体現し世界の平和に貢献することになります。

 今ギリギリのところで日本を守っているのはこの憲法9条です。高市首相の「法律の範囲内で」というのがそれです。彼女はその憲法9条を変えたいのでその言葉の頭に「憲法の」と付けられないのですが、戦後80年を経て憲法9条のリアルな価値が今しっかりと露見しています。

 明日は京都府の知事選挙です。多くを語ろうとは思いませんが、今こそ自治体からこの憲法9条のスタンスを国に求めることのできる人物が求められています。
 3名の候補者の中でそれを実現していただけるのは藤井さんだけだと永井は思っています。

 そういうことで、3月定例会の永井の一般質問(3/12)の報告を今回は4番目の基地問題のところからやります。

4,米軍・自衛隊問題  

①旧宇川中の門番の件

永井:昨年の10月に自衛隊の統合演習があり、旧宇川中学校に来た自衛隊が門番を四六時中置いて出入りの市民をチェックしていた。本市の施設を借りて使用している自衛隊に一般市民の行動をチェックする権限はあるのか?

総務部長:この件近畿中部防衛局に聞いたところ、一般市民の行動をチェックする目的ではなく、装備品の安全確保や事故防止の観点から地域住民に万一危険が及ぶことないようにという配慮で、通常任務の一環として警戒員が配置されたと聞いている。

 ただ本市としては、住民の方々が気軽に立ち寄られる公共施設であり過度な不安を与える警備とならないよう丁寧な対応の徹底を直接求めて了解を得た。

 自衛隊が一般市民の行動を監視チェックチェックする権限については、法的権限はない。

永井:自衛隊は一昨年も同じようにあそこを利用したが、そういうこと(門番を置くこと)はなかった。昨年突然やるようになった。今年も同じ事がやられると思われる。市はどのように対応されるつもりか?

総務部長:今後も本市域で国防のために必要な訓練は行われるものと予測される。同様の申請があった場合、事前に地域の方々に丁寧な説明をされるよう自衛隊に求めたい。

 警戒員を立たされる場合も事前にその旨も地域の方々に周知することを要請して旧宇川中学校に来られる方への配慮を求めてまいりたい。

永井:訓練がいくらでも大きくなり、回数も増えている。本市は「平和都市宣言」で「軍備の縮小を希望する」と述べている。その観点からも、あの場所の使用について市は拒否すべきではと思うが、そういう検討はないか?

市長:そこまでは現状全く考えていない。
警戒員についても、一般住民に紛れて悪意のある者が中に進入し、危害が周辺に及ぶような可能性がある。そういった可能性を排除しておくことも、使用する自衛隊の責任として持っていただかないといけない。ただそれが過度になって住民の皆さんの不安に繋がってはいけない。事前のしっかりした説明を要請していきたい。

永井:どうしてもというのなら、門の前におらんでもいいではないか。グラウンドの前とか実際に使用する施設の前で十分対応できる。見解は?

市長:どこに警戒員を置くかについても分かりやすく説明を求めたい。

②米軍水質検査の件

永井:今年度の水質検査の結果は?

総務部長:令和7年12月の水質検査結果は、CODと全リンが超過をしている。

 COD(化学的酸素要求量)は、令和5年3月の数値でも超過がしており、全リンの超過は初めのこと。専門機関の見解は、冬季は表層水が冷却されて重くなり底の方に蓄積されていた汚染物質が表層まで巻き上げられ数値の上昇につながったと考えられるとのことだ。

 久美浜湾や阿蘇会などにおいても京都府の水質測定結果があり、COD及び全リンは環境基準値の達成非達成を繰り返しているという状況で、経ケ岬周辺だけが特別ではない。他の数値は全て基準値内だ。

 防衛局から米軍の浄化槽は隣接する航空自衛隊基地と同様の仕様で日本製、定期検査結果についても国内基準を満たしており、米軍の浄化槽運用に伴う水質悪化の傾向は見られないと説明も受けている。
 
 だが、市では数値が基準値を超えているという結果を踏まえ、今後も水質調査の実施を要請していきたい。

※久美浜湾も阿蘇海も典型的な内海、外海の経ヶ岬とは条件が全く違う。質問時にそこまで判断が行かず更問ができず。反省です。

永井:数値が超えるのは3回年連続だ。大変危惧をする。米軍基地からの排水がいつどのように出されているのか把握しているか?

総務部長:把握はできていない。

永井:1年間365日いつ出ているか分からない中で、年に1度、12月頃に検査しているということか?

総務部長:そういうことだが、先ほども言ったように米軍の通信所の浄化槽は航空自衛隊基地と同様の日本製で、日本の基準も満たしているし、経ケ岬の周辺海域のみならず、近隣の海域においてもその数値の変動というのは繰り返されているという状況の中での水質基準、検査結果ということだ。

永井:情報はないが自衛隊と同じだから大丈夫だろうという実態だ。米軍の検査数値を公表すればすぐ分かる内容だ。日米地位協定で米軍が数値を出す義務はないということだろうが、安全安心につながることだ。数字の公開を要求されてしかるべきではないか?

総務部長:直接的な資料の提供までは、これからのことだが・・・。

永井:数字もしっかり出して説明すべきだ。

③発電機の件
永井: 1月24日から2月6日も発電機が動いていた。その事情は?

基地対策室長:発電機稼働の原因は、悪天候によるとのことだ。地域において停電が発生していた。長期稼働については、商用電力(関西電力)の安定供給を確認するまでの間、発電機を稼働させたものではないかと思う。

 ※停電が回復してからもなぜ長期間の稼働が必要なのか、相変わらず謎です。

永井:3/20の金曜日から3/21の土曜日にかけても緊急稼働していたが連絡はなかった。その事情は?

基地対策室長:その件は、防衛局に問合せたところ緊急メンテナンスによる稼働だったとのこと。本市では24日の午後に情報を得てすぐに防衛局に問い合わせ、25日の午後に事実確認の連絡があって、市の報道発表は26日となった。

※3/24の情報とは住民(永井)からのもので、その指摘がなければこの件は不問に付された可能性が高い。

永井:情報をきちっと出す、きちっと要求する、それを繰り返していただきたい。

④平和都市宣言の件

永井:平和都市宣言について、前回田中議員とやりとりされた非核3原則云々について、今やそれが風前の灯と思われる状況だ。そうなった場合、市長には毅然とした態度をとっていただきたいが、見解は?

市長:平和都市宣言は平成18年の3月に市議会で宣言頂いたもので、もちろん私としてもこの宣言の内容を大切に尊重して対応したいというスタンスだ。

 この宣言は、核兵器の恐ろしさ、戦争の悲惨さをかみしめて非核3原則の厳守はもとより、被爆の惨禍を再び繰り返してはならないと全世界の人々に訴えるという内容で、その上で恒久平和の基本理念、自由と平和の構築を子孫に継承するというものだ。

 正にその通りであり、核兵器の廃絶に向け恒久平和につながる思いで地方の立場からも、行政を行っているところだ。この宣言の内容を受け止めながら、本市のまちづくりに邁進してまいりたい。

永井:世界の人々に訴えるものだが、それは日本が現在の平和憲法を守って、その九条に書かれている姿を持った国であることを前提にしている。
 市長は、そこを踏まえてやりたいというが、これはという時に市長、ちゃんとモノを言っていただのけるか?

市長:例えば抑止力の考え方一つとってもいろんな考え方が国民の中にある中で、私の考えは今申したようなことだ。現状の評価は政治家、国民それぞれで、私は自分の中でしっかり落とし込みながら、必要なことは時を限らず、常に申し上げたい。

永井:何やら、曖昧なお答えだが、「非核3原則をもうやめるんだ」ということが出てきた時、市長が何もされなければ、私はまた聞かんならんと思っている(市長、苦笑い)。

⑤特別注視区域の件
永井:いわゆる特別注視区域に関わる件、その後の国の動きは?

基地対策室長:本市に関わって国の動きは何もない。

永井:最後に、市長はいつも議会の冒頭にガザやウクライナに触れて、戦闘が1日も早い終結をと言われるが、また新しい戦闘が起こり続いている。それも日本が最も大切だとしているアメリカがやっている。本当に心が痛む。

 そういう暴力の嵐が世界で吹き荒れている中で、今こそ地域の命と暮らしを守って、地方の自治体がしっかりモノを言わなければいけない。市長にそのことを強く求めて、私の本日の質問とする。 

※市長は最終日の最後の挨拶でイランの戦闘に早期の終結をと言及されました。

 今日はまた強い風でせっかく咲いた桜の花が風花となっています。

2026/4/4(土) 午後

D266 3月定例会終了。都市拠点再提案を否決!永井は修正案に賛成も通らず。26/3/31(火)   3月も最後となりました。宇川でも桜が咲き始めています。なんともう1年の4分の1が過ぎようとしています。今日は朝から強風で南風が吹き生温い気...
31/03/2026

D266 
3月定例会終了。
都市拠点再提案を否決!
永井は修正案に賛成も通らず。

26/3/31(火)  

 3月も最後となりました。宇川でも桜が咲き始めています。なんともう1年の4分の1が過ぎようとしています。今日は朝から強風で南風が吹き生温い気温でした。

 3/27(金)に3月定例会が終わりました。この最終日は8年度予算がメインだったのですが、昨年9月に否決された都市拠点事業の再提案が議会中の3/12(金)にされ、その決着もあって解放されたのは午後9時半頃でした(もうヘロヘロ)。

 一般質問、8年度予算、各種条例改正、委員会提言、様々なイベントなど報告すべき内容は山のようにあるのですが、とりあえず一番ホットな都市拠点事業の攻防について報告しておかねばなりません。

 54.7億円をかけて京丹後市の中心部峰山町新町のマイン前に中央図書館と子育て支援の複合施設を作ろうという都市拠点整備事業(約4億5800万円)が昨年6月定例会で提案され、いろいろと審査が長引いて最終的に僅差(10対9)で否決されたのは、9月定例会初日の9/4(木)でした。

 子育て支援施設も図書館も必要ではあるが、あの場所で、その額で、その内容で妥当なのか、そもそも市民に周知されているのか、というのが否決の主な理由でした。永井はあれこれ悩んだ末「この事業はムリがある」として反対に回った事情はかつて報告したところです。

 市はその否決を受け、10月に市民公聴会を市内6町で開き(のべ169人が参加)、この事業に関連してきた3つの会議(都市拠点公共施設整備基本計画等検討会議、図書館協議会、こども未来まちづくり審議会)に再試問を行いました。その3つの会議から再答申書が市へ提出されたが2/5(木)と2/6(金)でした。

 公聴会では批判的な意見が圧倒的で、特に周辺の地域では中心でなく地域の事にもっと力を入れてくれという強い意見が多く出された(永井はこのうち久美浜、大宮、網野の公聴会を傍聴)一方で、3つの会議は基本的に昨年出された原案を支持するという内容のものとなっています。

 市長はなるべく早く再提案したいと公言しておられたので、いつどんな内容のものを出して来られるのかと思っていたところ、3/12(金)の一般質問最終日、その質問が終了後(最終質問者が永井でした)に補正予算1号で「多極ネットワークによる交流と賑わいのまちづくり推進事業」として提案されました。

 内容は、こども部の「子育て環境整備事業」2111万6千円と建設部の「都市拠点多世代交流施設整備事業」1億2733万3千円の2つの事業を一体不可分のものとして(予算規模は1億4931万円)実施したいというものでした。

 こども部の事業は、かねてから要望の強く出されていた土日祝日に雨天時も遊ぶことのできるこども達のための施設を市内4カ所(久美浜町、網野町、丹後町、峰山町)の市民局とその周辺に整備し、いつでもどこへでも出張できる移動式遊び場(専用車)も配備するという内容。

 一方で建設部の事業は名称が少し変わったものの(複合型施設から多世代交流型施設へ)、内容は前回の都市拠点整備事業と基本的に変わらない(同じマイン前の場所で中央図書館と子育て施設+αを整備する)内容となっています。

 予算規模は総額60.7億円と前回より6億円膨らみ、今回のものは土地取得は後回しにして(予約はしてあるとのこと)基本計画を練る予算のみ。

 要するに前回否決された内容に、分散子育て支援施設を付けて出し直したというイメージのものです。

 永井はこの内容を見た時、市長はどなたを口説いたのだろうか? と思ったのが正直なところです。一般質問でもチャレンジ通信でも「よほど考えたものでないと議会の理解は難しいですよ」と市長に忠告してきたつもりでしたので、その目算が付いたということか、それにしても誰が・・・、少なくとも僕ではないし・・・、ということです。

 子育て支援施設の方は担当課で検討していると聞いていたので、それは当初予算に盛り込まれると思い込んでいたところ、ここで出てきた。なんと姑息な、グリコのおまけ方式かと思いました。一方で、修正案で子育て施設だけは通すという手もありかとも頭を過りました(1人では無理だけど・・・)。

全ての結果の出た今思えば、この最初に永井が感じた通りの展開となったのです。

 付託された予算決算常任委員会では、3/12(木)と3/18(水)に時間をかけて審査しました。
 審査では予想通りこの再提案の都市拠点部分に質疑が集中、特に財政問題は何人もの議員が取り上げました。事業効果の検証が全く不十分である事も指摘され、子育て施設との抱き合わせの提案の仕方や審議会の審査のあり方の中立性への指摘もなされました。

 3/18(水)、長い質疑の後多賀野議員より継続審査の動議が出されました(未確定の要素がありもっと時間が必要)が、賛成少数で(それも折込の上で出されたものだ)意見交換に移り(6人発言)、その終了後にこども部の「子育て環境整備事業」のみを認めるという修正案が鳴海議員より提出されました。

 討論は原案賛成、修正案賛成、原案修正案ともに反対の3つで行われ(15人発言)、採決へ。

 採決は修正案が8対10で否決。原案は11対7で否決という内容で本会議へという結果となりました。
 永井は修正案に賛成、原案反対でしたが、修正案成立にはあと1人でした。 ※この審査は午後2時から始めて終わったのは夜の9時半でした。

 この結果を抱えて迎えた3月定例会最終日の3/27(金)、本会議で「原案否決すべきもの」との予算決算常任委員長の報告を受けての意見交換から補正1号の議論が始まりました。

 8人の意見交換の後、鳴海議員、松本議員、永井の3名の共同提案で委員会と同じ内容での再度の修正案が提出されました(説明は鳴海議員)。

 15人の討論を経ての採決の結果、修正案は8対10で否決。原案も11対7で否決という委員会と同じ票数の結果となりました。この日体調不良での欠席議員1名で出席議員は議長を除いて18名。

 実は何とか修正案を通そうと前日の深夜までいろいろと努力はしたのですが力及ばずでした。

 昨年9月の1回目の否決の際は10対9であったものが今回11対7(全員出席ならおそらく12対7)となった。つまり2名の議員が前回の賛成から今回の反対に回ったというのがリアルな実態です。

 市長はどのような読みをしておられたのか、永井の読みの方が当たっていたようです。

 この反対に回られた2名の方の理由ですが、1名は否決以後の市側の動きに疑問を持たれこの事業を進めることは本市に分断をもたらすことに繋がりかねないと判断されたとのこと。

 もう1名は、この補正1号が当初予算の未だ成立していない中で提案されたことがそもそもおかしい。地方自治法の規定に反するので内容はどうであれ(基本的に賛同するが)議案そのものが成立しないとの判断からということです(執行部は可能との判断)。

 前回否決の際、永井は悩んだ末「この事業にはあれこれと対立する重要な課題がありムリがある、そのムリを押してでもという一体感がない」と述べて反対しました。

 その否決後の様々な取り組みの中で、この事業の市民への広報は相当に進んだと感じていますが、それで市民的合意が進んだとは思えません。

 また、都市拠点検討会議での委員長氏の発言に何度か「?」を感じ委員会の中立性にも不信を持つようになりました。

 その会議を含め3つの再答申書が市へ出されたのですが、新聞発表もされているのに議員も市民もそれを読むことができませんでした(議会への報告もなく、市のHPへの掲載もなかった)。
 ここに至って、不信を通り越して憤りを持つに至ったというのが今回の議案審査に臨んだ永井の状況でした。

 こどもの遊び場と都市拠点の抱き合わせ提案については、過半数の議員から批判が出る状況でしたが、ならばこどもの遊び場はすぐにでもやらせようという修正案へとはあと一歩届かずということでした(すぐにも必要との認識は全員お持ちですが・・・)。

 市長は今回の再否決を踏まえ、「総括して前進させる」とのことですが、どうされるのか、こども部の事業だけは4月に臨時会を開いてでも再提案すべきだと強く思います。

 以上、この件での現時点までの簡潔な(?)顛末です。

2026/3/31(火)夕

D265 3月定例会始まる。永井の一質は3/12(木)、内容はこんなのです!26/3/1(日)  ※投稿は3/20(金) あっという間に2月も終了(2月は逃げる)。しつこく降った雪もようやく消えてきました(宇川は少なかったですが弥栄、峰山は...
20/03/2026

D265 
3月定例会始まる。
永井の一質は3/12(木)、内容はこんなのです!
26/3/1(日)  ※投稿は3/20(金)

 あっという間に2月も終了(2月は逃げる)。しつこく降った雪もようやく消えてきました(宇川は少なかったですが弥栄、峰山は多かった)。例によってバタバタしているうちに3月定例会が2/25(水)に始まりました。

 3月定例会はまず新年度(R8年度)予算ということで、初日25日(水)に提案(この日は終わったのが夜10時前)、26日(木)に付託された予算決算常任委員会での総括的な質疑(この日は夜7時頃)、昨27日(金)から分科会審査が始まって(永井は総務分科会)でこれが来週一杯続きます。

 とにかく膨大な予算案の資料を読んで分科会で一事業毎に審査ということでそれに追われております。

 一般質問ですが、通告(2/20(金))と聞き取りを済ませ(2/21(土))、永井の本番は3/12(木)となりました(24回目です)。今回は代表質問3人と一般質問11人計14人の最後が永井ということになりました。
 おそらく12日の午前最後(11時くらいから)ということになるでしょう。

 その内容は以下の通りです。 ※は質問の解説。

1.都市拠点公共施設整備計画について
①3つの会議(京丹後市都市拠点公共施設整備基本計画等検討会議、図書館協議会、こども未来まちづくり審議会)の再答申書等が提出されたが、提出後も長らく市民も議員も読むことができなかった。その事情は何か?  
※議会の否決があって再試問され再答申書が2/6(金)に市長へ提出され、新聞報道もされているのにその答申書の報告が議会に来ないまま、それどころか市のHPにも公開されず市民も議員も読めないまま3月定例会が始まりそうになりました。

②その上で市長は3つの再答申書等をどのように捉えているか?

③再答申書の内容は市民公聴会の声とは相当な距離があるようだが、市長の見解は?
※永井は都市拠点の会議やこども未来の会議の傍聴に行きました。その内容は公聴会の内容とは相当に距離がありました。

④市長は再提案したいとのことだが、他の大型事業も具体化される中、3つの再答申書等で触れられていない財源についてどう考えているのか?
※市長は今の3月定例会中に都市拠点の再提案をする予定です。一方で新クリーンセンターに300億円などが課題となっています。3つの会議では財政については諮問されていないのでこの点への答申はありません。ですがこの財政的なことは一番の不安要素であり(否決の理由の第1でした)、前回は財源について過疎債をベースに出されてましたが、再提案でも財源やその影響は最重要の案件です。

⑤人口減少がやまない中、今回の都市拠点事業は本当に将来への投資となるのか?                                
※都市拠点整備は市の将来を担う世代への投資であると盛んに言われます。毎年人口が1000人ほども減り続ける中でそれは逆に将来世代の負債になるのではないかと永井は懸念していいます。

2.市政の諸課題について
(1)浅茂川温泉 静の里について
①「京丹後市公営プールのあり方検討会議」の提言書が出されたが、市長の見解は?
  ※提言書では端的に言って、市長が投げたボールがそのまま返ってきています。

②(提言書では)プールは「直ちに新設は困難」との内容であるが、今後をどのように考えているのか?        
  
③学校のプールの維持が困難な中、静の里を改修して総合的に利用していくことが一番効率的と思われるが市長の見解は?

④施設全体の解体撤去には13億円とも言われている。プールの新設・改修よりも高い。どう考えるのか?    

⑤旧温泉部分は避難所にも指定されているが、現在いつでも利用できるのか?
※施錠されているが、避難所としての管理やメンテはどうなっているのか。

⑥旧温泉部分の施設は入浴ができないだけで十分利用可能である。活用を検討すべきではないか?        
※避難所としても湯が出ることはとても便利。

⑦チップボイラー、国との関係はどうなっているか? 
※環境対策から国の補助金を利用して設置されたチップボイラー、途中でやめたら交付金の返還も可能性が出てくる。

(2)シカ対策について
①今年度のシカの捕獲状況は?  
※シカは増えるばかり。

②捕獲したシカの埋設処分に課題があると聞く。現況は?   
※猟友会など関係者から埋設処分の手間が大変で捕獲に支障をきたすとの声を聞いています。

③シカの増加はおさまらず、被害の拡大が予想されるが、今後に向けての対策の検討は?    

④ジビエ利用の拡大などの検討は?
※昨年6月議会、市長はブランド化も含め検討したいとの答弁だったがその件は進んでいるか。従来捕ったシカの肉を売ることは基本的にできないとのことだが、市長は、そこから舵を切りたいというと答弁だった。   

⑤この冬の大雪で農作物の電柵等に被害が出ていると思われるが、修理等の支援はあるのか?
※被害施設に直接的な補助はないと聞いているが、実態に沿った支援ができないものか府としての対策などは検討されているのだろうか。

3.米軍・自衛隊等に関わる問題
(1)自衛隊統合演習について
①昨年10月の自衛隊統合演習の際の旧宇川中学校の門番の件だが、一部施設の利用者に過ぎない自衛隊に一般市民の行動をチェックする権限はあるのか?  
※自衛隊の権限はどこまであるのか。確認しておかねばならない。

②今後市はどういう態度で臨む所存か? 
※合同訓練も増える中で、住民の不安解消をどうしていくのか。

(2)水質検査について
①今年度の米軍基地関係の水質検査の状況は?  
※検査結果が出ているのか、その結果はどうだったか。昨年も一昨年も異常な数値が出ており、危惧をしています。

(3)発電機について
①発電機が1月24日(土)夜の雷で臨時稼働し、2月6日(金)まで続いた。その事情は?     
※停電で稼働したことはわかるが、その後も長期にわたり動いていたのはなぜか。情報がいつも不明確なのも気になっています。2/21(土)にも動いていました。

(4)平和都市宣言について市の姿勢を問う
①本市は「平和都市宣言」を掲げる。その内容と相いれないことを政府がやりだしたら、市長はどうされるのか?
※2/8の選挙の結果、高市政権の方針が宣言の内容と相容れない方向に進んでいこうとしています。これに対して、市長はどのように考えているかを問いたい。
  
(5)特別注視区域について
①経ヶ岬に関わって国のその後の動きは?
※この件については地元に密接に関わるので毎回、確認しなければなりません。

以上のような内容です。今回は欲張らず項目をいつもより少し減らしました。

それにしても2/8(日)の衆議院総選挙の結果は狂気じみた結果となりました。小選挙区制というシステムの弊害が最大に出た結果ですが、今のこの国の紛れもない現状です。前回のDに書いたことがいよいよ現実問題として私たちに突きつけられてきます。

アメリカとイスラエルがまたとんでもないことを始めました。例によって日本は何も言えない。情けなくて涙が出ます。

2026/3/1(日)

 この原稿をアップしようと3/1朝にPCを立ち上げたら、右下に地球儀のマークでネットにアクセスできません。再起動とか電源切りとかいろいろやってみてもダメ。休日と議会の日程で対応できないまま日が過ぎて、ようやく昨日分かる方に見ていただいて復活しました。

 一般質問も予定通り終わり(3/12(木))、その一般質問の終了後に出された都市拠点の再提案の予算委員会審査も結果が3/18(水)に出た状況で3月定例会は最終版に入ってきました。

 それらの報告が山のようにあるのですが、それは追々書いていきます。

 それにしても世界も日本も京丹後市もあれこれと大変な状況です。

2026/3/20(金)午前

D264 選挙の前にこれだけは。白紙委任は亡国への片道切符!26/2/6(金) 明後日はご存じのように衆議院議員総選挙の投票日です。選挙前の予想では自民党圧勝というようなことが言われ、永井は日々重い気分に晒されています。 それは、働いて働い...
06/02/2026

D264 
選挙の前にこれだけは。
白紙委任は亡国への片道切符!
26/2/6(金)

 明後日はご存じのように衆議院議員総選挙の投票日です。選挙前の予想では自民党圧勝というようなことが言われ、永井は日々重い気分に晒されています。
 それは、働いて働いてと言いながらその大仕事をやりかけもせずに衆議院を解散して「私に全部任せろ」という高市首相に大変な危険を感じるからです。

 任せる内容は国論を二分する問題の大転換ということ。その第一は「安保三文書」を改訂し、防衛費を3.5%にも5%にも拡大し、非核三原則もやめ、憲法も改正してアメリカの先兵となって台湾有事に臨む国を作ろうということです。

 そんなことをしたら世界に輝くどころか、この国はなくなってしまいます(かつて「一億総玉砕」という言葉がありましたが正にそれ)。戦争などやって、日本という国が生き延びられる可能性はありません。

 その事情を最新の世界情勢も含めてかいつまんで説明します。

①中国の経済力は今世界のトップ。
 2024年の購買力平価基準によるGDP(真のGDPと言われている世界の経済力の実勢を示す数字)では中国がトップで38.2兆ドル、アメリカは2番で29.2兆ドル。

 差は歴然としています。因みに3番インド16.2兆ドル、4番ロシア6.9兆ドル、日本は5番で6.5兆ドル、6番ドイツ6兆ドルと続きます。

②GDP、 G7全体よりBRICSの方がよほど多い。
 ①と同じ基準でG7の7カ国合計は56.6兆ドル、一方BRICSの上位7カ国では80兆ドルとなります。もはや世界経済はG7の時代ではないということです。

 G7のメンバーはアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の7カ国、一方BRICSの上位7カ国とは中国、ロシア、インド、ブラジル、インドネシア、エジプト、イラン(全体では南アなども含め11カ国)。
 そのBRICSの連携がトランプ嵐の中で今急速に進んでいます。

③先端技術においても中国が世界一。
 国際的な専門機関(オーストラリアの国家的機関)の調査によると、世界の革新技術64分野のうちなんと57分野で中国がトップ、あとの7部門がアメリカ。

 科学技術研究論文の直近(2020~2022年)の引用件数は中国が6.4万本、アメリカが3.5万本でこの差も歴然。因みに日本は13位で3700本とのこと。日本は相当前から科学技術大国ではありません。

④日本の最大貿易相手国は15年間ずっと中国。
 日本の貿易相手国は2007年から中国がずっとトップでその総額は2023年で42.2兆円、貿易額全体の約20%。アメリカが15%。輸出の約20%、輸入の24%を中国が占めます。対米は輸出20%、輸入は10%。最近話題のインバウンドでもダントツで中国。

⑤中国の攻撃力は甚大。
 中国が保有する日本を攻撃可能なミサイルは、2000発~3000発、基地は10カ所以上。北朝鮮のそれは200発~300発、基地は山岳地帯。

 「敵基地攻撃能力」「反撃能力」というが、日本に対抗できる数量もなく、どこに相手の基地があるかも日本の自衛隊は分かっていません。事が起きれば、最近整備を急ぐ南西諸島のミサイル基地などのレベルで歯が立つものではありません。

 日本から攻撃があれば、日本を「火の海」にする準備がいつでもできているというのが中国の見解です。

⑥米中が戦えばどうなる。
 台湾を巡って仮に米中が戦ったとして米国に勝ち目はあるのか。最新のアメリカの専門機関(ランド研究所など)のシュミレーションでは18の想定で戦ってどの戦いも勝てない。18戦18敗で全く勝ち目はないということです。とにかくアメリカは遠い。

⑦米国で戦うべしは少数。スポンジ戦略がベター。
 最新の米国の世論調査で台湾を巡って中国と戦うべしは39%。そうでなく台湾、日本、フィリピンに戦わせて(これが世に言う第一列島線)武器を売れという戦略、これを「スポンジ戦略(アメリカへの攻撃の楯に使う戦略)」と言うそうですが、これを支持する人達が多い。

 アジア人同士を戦わせてアメリカは儲かるならそれに越したことはない、自然な発想です。でもこれは「日本捨て駒戦略」に外なりません。

⑧安保条約に日本を守る義務なし。
 日米安全保障条約は第5条で「自国の憲法上の規定及び手続きによって危険に対処するように行動する」と規定しており、その米国の合衆国憲法には第1条第8節の議会の権限の11で「(議会は)戦争を宣言する」と定めています。議会が決めないと戦争はできません。

 これと対照的にNATOはNATO条約第5条で「武力攻撃が行われたときは各国が必要と認める行動を直ちに取る」と米国に戦う義務を課しています。

 日本に危険が迫ったからと言って日本を守ることは米国の義務ではないのです。直接戦うよりスポンジ戦略で儲けよという世論に従えば、米議会が戦争を決断するとは思われません。

⑨日本と中国の約束は?
 そんな中、日中の基本的な関係はどうなのか。田中角栄・周恩来の1972年の日中平和友好宣言(これで国交正常化)と、福田赳夫・鄧小平の1978年の日中平和友好条約で、日本は「台湾は中国の領土の不可分の一部であることを理解、尊重する」と約束しています。

 平たく言えば、台湾問題は中国内部の問題で日本はそのことに首を突っ込むような事はしないということです。

⑩高市首相の発言は?
 であるのに高市さんは、「台湾有事は日本の存立危機事態で自衛隊の武力行使もあり」などと、日本が台湾問題で軍事的に介入するというとんでもないことを言って、未だに開き直っています。
 信なくば立たず。それによって何が起きているかは皆さんご存じの通り。

⑪台湾有事はほんとに「存立危機事態」?
 もし仮に台湾有事となっても、日本の船舶は台湾海峡でなく台湾の東側の太平洋を通ればいいだけ(中国も加盟する国際海洋法条約で無害通航権というのがあります)、費用は高くなるかもしれないが「存立危機」などになることはありません。

 日本のマスコミはあまり取り上げませんが、世界と日本は以上のような状況になっています。こういうことを知った上での判断ならば永井はとやかく言いませんが、圧倒的に多くの方がご存じなく何となくふわっと「大丈夫」と思っておられるようです。

 今やかつての力を失ったアメリカに闇雲に追従して軍備を強化し、アメリカのために無理からアジアでの戦争に首を突っ込んでこの国を火の海にして滅亡させるのか。

 戦後80年日本国憲法の下で営々と築いてきた専守防衛の平和国家を掲げてアジアの国々との平和共存を図るのか、それが問われる今回の選挙であると永井は思います。

 そのことに触れる政党は比例11政党の中で、共産党、れいわ新選組、社民党の3つだけです。

 永井は今回上記のような認識の下に、これらのことに正面から立ち向かう日本共産党とその京都5区候補者山内健さんを支持します。

 ※今回紹介した世界と日本の状況についての知見の多くは、孫崎享さんの新刊「米国一極支配の終焉と日本の選択」という著書からいただいたものです。

2026/2/6(金)昼

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