樫原湿原の動植物

樫原湿原の動植物 樫原湿原は九州有数の湿原動植物の宝庫であり、昭和51年3月に「佐賀県自?

8月28日、鹿島市立鹿島小学校で、熊本植物研究所の佐藤先生が、6年生45名に「樫原湿原の環境と保全」について授業(さが県政出前講座)をされました。 樫原湿原でしか見られないような珍しいトンボや植物の話、少し身近なイノシシやヘビ、カエルの話、...
28/08/2024

8月28日、鹿島市立鹿島小学校で、熊本植物研究所の佐藤先生が、6年生45名に「樫原湿原の環境と保全」について授業(さが県政出前講座)をされました。
 樫原湿原でしか見られないような珍しいトンボや植物の話、少し身近なイノシシやヘビ、カエルの話、また、貴重な里山の自然環境を残していけるよう、色々な人たちが関わっていることについてお話され、生徒さんたちは熱心に聴かれていました。
 樫原湿原に行ったことがある生徒はいなかったので、ぜひ行って実際に見てほしいです。
 また、この授業をきっかけに、学校の回りの身近なところにいるトンボやカエルなどもよく観察して調べてみるなど、身近な自然環境にも興味を持ってもらえると、新しい発見があるかもしれません。

【保全活動リポート】11月27日(土曜日)、樫原湿原において落ち葉かきボランティア活動が実施されました🍂 この活動は吉野ケ里町の佐賀エレクトロニックス株式会社が環境保全活動の一環として開催されたもので、今年で5年目となります🌱 樫原湿原の環...
01/12/2021

【保全活動リポート】
11月27日(土曜日)、樫原湿原において落ち葉かきボランティア活動が実施されました🍂
 
この活動は吉野ケ里町の佐賀エレクトロニックス株式会社が環境保全活動の一環として開催されたもので、今年で5年目となります🌱
 
樫原湿原の環境は、人間との関わりにより維持されてきた二次的自然です。
 
昔は田畑の肥料等のために定期的に採取されていた落ち葉ですが、今は人為的な管理がなければ、湿原は自然の遷移により徐々に森林へと移行してしまいます。
 
そのため、貴重な湿原環境を守るには、周辺林の落ち葉かきは欠かすことのできない作業です。
 
この日は、総勢約90名の社員さんとそのご家族の方が気温10度の寒い中がんばってくださり、あっという間に地面が見えるほどきれいになりました✨
 
ご参加くださったみなさま、ご協力いただき本当にありがとうございました!
 
春になり暖かくなってきたら、動植物などの観察にぜひまたお越しください😊

【樫原湿原の植物 Vol.5】 モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)  葉の表面に粘液を出す腺毛がたくさんついていて小さな虫を捕まえます。腺毛からは各種酵素を含む消化液を出して分解、吸収します。日当たりのよい場所では繊毛が赤く色づき...
15/07/2021

【樫原湿原の植物 Vol.5】
 モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)
 
 葉の表面に粘液を出す腺毛がたくさんついていて小さな虫を捕まえます。腺毛からは各種酵素を含む消化液を出して分解、吸収します。日当たりのよい場所では繊毛が赤く色づき、一面に生育している場所では毛氈(もうせん)を敷いたように見えることから、「毛氈苔」の名があります。「苔」とつきますが「コケ」ではなく、ちゃんと小さな花を咲かせ実をつけます(苔は花も実もつけない)。花は白色ですが、稀に淡紅色のものもあります。花茎の先は渦巻き状に巻いていて、これがほどけながら下から順に花が咲いていきます。開花は午前中(10~12時頃)で、午後には閉じてしまいます。
 
■花 期: 6~8月高さ(花茎):6~20cm
■分 布
  国内: 北海道~九州
  国外: 北半球の温帯に広く
■分 布: (周極分布をする)
 
<写真・文:(有)熊本植物研究所 佐藤千芳氏>

【樫原湿原の植物 Vol.4】 トキソウ(ラン科トキソウ属)  初夏、茎頂に鮮やかな朱鷺色の花を1個つけます(稀に白色のものもある)。群生するため多いところでは生育地全体がトキ色になる程。サギソウよりも水分の少ない湿地に生育し、時に乾燥気味...
29/05/2021

【樫原湿原の植物 Vol.4】
 トキソウ(ラン科トキソウ属)
 
 初夏、茎頂に鮮やかな朱鷺色の花を1個つけます(稀に白色のものもある)。群生するため多いところでは生育地全体がトキ色になる程。サギソウよりも水分の少ない湿地に生育し、時に乾燥気味と思える場所にも出てびっくりすることがあります。地中にひも状の細い根茎を広げ、これから花茎や葉を長く伸ばして地表に出るため、厚いミズゴケ層の中でも生育できます。
 
 かつて日本の各地には朱鷺(トキ)が身近な鳥として生息し、その羽根の色に近い花を付ける本種に「朱鷺草」の名が付けられましたが、いまではトキソウの花の色から「朱鷺色」を連想しなければならない状況になりました。そして、トキソウもまた、野生の花を見ることはほとんどできなくなっています。
 
■花期:6月高さ(花茎):5~20cm
■分布
 国内:北海道~九州
 国外:千島、朝鮮半島、中国
 
<写真・文:(有)熊本植物研究所 佐藤千芳氏>

【樫原湿原の植物 Vol.3】 ミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)  葉は3枚の小葉にわかれていて、この形が「三つ柏」の家紋に似ていることが和名の由来のようです。 北方系の植物で、東北地方には比較的多く見られますが、西日本では稀。氷河期...
16/04/2021

【樫原湿原の植物 Vol.3】
 ミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)
 
 葉は3枚の小葉にわかれていて、この形が「三つ柏」の家紋に似ていることが和名の由来のようです。
 北方系の植物で、東北地方には比較的多く見られますが、西日本では稀。氷河期、寒冷な気候をさけて南下してきた植物は、氷河期が終わり、気候が温暖になるにつれて北方へ戻っていきますが、一部は取り残される形で途中にとどまっています。このような植物を「氷河遺存植物」といい、ミツガシワはその代表的な種です。
 九州では福岡県、熊本県ですでに絶滅し、樫原湿原と大分県の一部に生育するだけ。樫原湿原~湯布院が分布の南限線。
 
■花期: 4月
■高さ: 20~40cm
■分布 
  国内:北海道、本州、九州(周極分布)
  国外:北半球の高緯度地域に帯状
 
 
<写真・文:(有)熊本植物研究所 佐藤千芳氏>

【保全活動リポート】2月13日(土曜日)、樫原湿原で野焼きが行われました🔥 野焼きは、草丈の高い枯れ草や低木の根を焼き払うことで、自然の遷移により湿原が森林へ移行しないようにすることを目的として、毎年早春の頃(草花が芽吹く前)に実施されてい...
18/02/2021

【保全活動リポート】
2月13日(土曜日)、樫原湿原で野焼きが行われました🔥
 
野焼きは、草丈の高い枯れ草や低木の根を焼き払うことで、自然の遷移により湿原が森林へ移行しないようにすることを目的として、毎年早春の頃(草花が芽吹く前)に実施されています🌱✨
 
小さな火はあっという間に燃え広がり、身の危険を感じるほどでしたが、地元の桑原(くわばる)地区のみなさんは手際よく作業されていました。
例年よりも風がなく、今年の火柱はおとなしいほうとのことでした。
 
春の草花の芽吹きが楽しみですね!😊

【樫原湿原の植物 Vol.2】 ヒツジグサ(スイレン科スイレン属)  地中にある塊状の根茎から多数の葉が集まって出ます。葉には矢じり型で水中にある沈水葉と、広い楕円形で基部が切れ込み水面に浮く浮葉の2種類があります。花も水面に浮くように咲き...
11/08/2020

【樫原湿原の植物 Vol.2】
 ヒツジグサ(スイレン科スイレン属)
 
 地中にある塊状の根茎から多数の葉が集まって出ます。葉には矢じり型で水中にある沈水葉と、広い楕円形で基部が切れ込み水面に浮く浮葉の2種類があります。花も水面に浮くように咲きます。未(ひつじ)の刻(午後1~3時)に開花するので「未草」と名付けられたと言われますが、実際には午前中から開花し、夕方まで咲いていて、和名の由来が少し気になります。むしろ多くの花が咲きそろうのが未の刻だからと考えた方が良いように思います。花は開閉を2~3日繰り返し、受粉後は水中に沈んで成熟します。葉や花の大きさには変異があり、一般に北に行くほど大きくなる傾向があります。
 
 俗に「スイレン」という時はこの属(スイレン属)のもの全体を指し、世界中にたくさんの園芸種があります。
 
■花期:5~10月
■分布
  国内:北海道~九州
  国外:ヨーロッパ、シベリア、インド、東アジアなど
 
<写真・文:(有)熊本植物研究所 佐藤千芳氏>

住所

七山池原
Karatsu-shi, Saga
847-1103

アラート

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