04/05/2026
5月になり今年もまた青梅の季節がやってきます。今年は2026年。当家に残る、日本で最も古いとされている梅干しは1576年(天正4年)に漬けられたものですから、今年でちょうど450年となるのです。天正4年は、大和の支配権が織田信長の命により、松永久秀から筒井順慶へと移り変わった時期でした。
戦国時代、筒井氏の一族として当家の先祖が戦に出ていた頃、保存食や携行食としても貴重だった梅干し。その古い梅干しは残念ながら一昨年の火災で被害を受け現在も別の場所で保存処理の作業をして頂いています。先祖は筒井氏の後豊臣秀長にも仕えていた事から、今年のNHKの大河ドラマとも関わりのある節目の年で、安堵町の観光の担当の方がシールを作ってくれたり、町内の観光施設や役場などで紹介もされています。ですが現在は修復工事の為、一般公開が出来ず残念に思っています。
梅博士であられた故松本絋斉先生のご著書にも当家の梅干しの記事が掲載され、この梅研究会に預けてあった梅干しは、火災後周りの方のご協力で里帰りし、数は少なくても現在は当家で保存しています。とはいえ、あの火災でたくさんの物を失ってしまった事はご先祖様に申し訳なく、悲しみでいっぱいになる時があります。
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