30/08/2026
2024年から始まった「なくそう!官製ワーキングプア 九州集会」。今回で3回目の開催となりました。
会場には50名を超える方が集まり、オンラインを含めると70名を超える方が全国から参加してくださいました。
「官製ワーキングプア」とは、公務や公共サービスの現場でフルタイムで働いているのに、年収は200万円台。雇用は不安定で、生活の見通しが立たない。
社会を支える仕事をしているにもかかわらず、「見えない存在」として扱われてしまう。そんな人たちのことです。
ニュースにもなりにくく、関心を持つ人も限られていますが、これは、そこで働く人だけの問題ではありません。
公務や公共サービスは、そこで働く人たちによって支えられ、そしてその仕事が、私たちの暮らしや地域を支えています。
つまり、官製ワーキングプアの問題は、この国で暮らすすべての人に関わる問題だと思います。
今回、私は司会を務めながら、福祉職で働く当事者として、この場に立たせていただきました。
そこで問題提起したのは、非正規公務員の「待遇」だけではなく、「尊厳」についてです。
「あなたの仕事は誰にでもできる」
「代わりはいくらでもいる」
「1年ごとの更新だから仕方ない」
「制度だから」
そんな言葉を向けられるたびに、働く人の尊厳はえぐられるように傷ついていきます。
生活に困っている人の相談に乗り、住まいを探し、制度につなぎ、その人の人生に寄り添う。
そんな仕事をしている人が、「誰にでもできる仕事」と扱われていいはずはありません!
そして今、その尊厳を守るために、裁判で闘っている仲間がいます。
そうやって「見えない存在」を可視化し、知ってもらうことが、尊厳を守るための第一歩になるのだと思います。
毎年この集会では、私が労働組合で活動していた頃の仲間たちにも会うことができます。
立場や働く場所が変わっても、諦めずに、相変わらず闘っている仲間たち。
そんな人たちと再び出会い、また力をもらいました。