03/05/2026
【5月の独楽吟】
若葉が美しい足羽山となりました。
今年は5月5日に立夏を迎えますが、春のなごりはもうしばらく続くように感じています。
さて、今月の松平春嶽「たのしめる歌」をご紹介します。
「たのしみは 庭の若草(わかくさ) 蕨(わらび)いで 初鴬(はつうぐひす)の 聲(こゑ)をきくとき」
みなさんは春夏秋冬のうち、どの季節が一番好きでしょうか。
「たのしめる歌」を通して読むと、春嶽公は「春」がお好きだったことが伝わってきます。
春のたのしみがたくさんうたわれています。
今月ご紹介した歌には「若草」「蕨」「初鴬」と早春を感じる語が並んでいます。
寒い冬から季節が変わり、春嶽公は身近な庭で、春の訪れを感じた楽しみ、喜びを実感しています。
人から聞いて春を感じるよりも、自分で見つけたり、耳で聞いて春を知るほうが、春の訪れへの嬉しさが増すように思います。
雪国で生活していると、なおさらでしょうか。
「たのしめる歌」には、ほかにも春の楽しみがうたわれていますので、順次ご紹介していきます。