11/09/2026
9月10日、第280回一水会フォーラム「平和を求める国 イランの真実を大使が語る」において、ペイマン・セアダット駐日イラン大使にご講演頂いた。大使は、米国が重ねてきた国際法違反の事実を具体的に列挙し、気品に満ちた誠実な語り口で、理性と道義に基づいた国際秩序の構築を訴えられた。
イランは米軍による一方的侵略行為に対し、周辺国の米軍基地への反撃を行ったが、これは正当な自衛権の行使である。このことは、我が国にとって他人事ではない。在日米軍が日本の安全に役立つどころか、米軍の暴走によって、我が国の安全保障リスクは高まるのだ。
軍事的にも、政治的にも、「我が国は米国と別の意志を持つ国である」という表明をしなければ、我が国の国際的信用は地に堕ちる。
会場には、今年1月にイスラエルを訪問し、そのレポートをレコンキスタに連載された福島伸享前衆議院議員も来場し、大使に質問を行った。
イスラエル人は右派ならず左派までも「イスラム教徒の信仰を改めない限り平和は訪れない」と信じ込んでいること、その根拠として「日本人は原爆二発で考えを改めたじゃないか」と言われて絶句したことを紹介された。
このように日本人と隔絶した海外の認識を聞くと唖然とせざるをえないが、現状をまず正視しないことには、事態の打開もありえない。
大使の講演録は、レコンキスタ10月1日号に掲載予定です。