縄文漆を守る会 Jomon Urishi Preservation Group

縄文漆を守る会  Jomon Urishi Preservation Group これからFacebookで情報を提供していきたいと思います。応援よろしくお願? 日本に一万年も前から続く、世界に誇れる漆文化を支える環境が浄法寺で今も残っています。
これからも良い漆を掻き取る環境が失われることがないように願って、浄法寺の漆掻きさんたちと「縄文漆を守る会」を始めました。

🌲 浄法寺 縄文草創期・コアスカ館遺跡とウルシの謎 💡 今年は浄法寺に来て丸30年の節目の年。長年、漆に携わる者として、浄法寺の遺跡から縄文草創期のウルシの遺物が出てこないことがずっと不思議でした。 このコアスカ館遺跡(縄文草創期)の記事を...
19/10/2025

🌲 浄法寺 縄文草創期・コアスカ館遺跡とウルシの謎 💡

今年は浄法寺に来て丸30年の節目の年。長年、漆に携わる者として、浄法寺の遺跡から縄文草創期のウルシの遺物が出てこないことがずっと不思議でした。

このコアスカ館遺跡(縄文草創期)の記事を見て、一つの答えが見えた気がします。

温暖化に向かう時期とはいえ、まだ最寒冷期の影響が色濃いこの時期、浄法寺周辺では落葉広葉樹であるウルシの樹は、まだ生息できる環境ではなかったのでしょう。

八幡平から七時雨山、姫神山が分水嶺となるこの糠部地域は、海岸線から南下するほどウルシの生息に適さない標高や気候帯になっていくという地理的条件も深く関わっているのだと思います。

こうした考古学の調査報告の中には様々な見解がありますが、漆の一大産地である浄法寺の教育委員会が、「ないものは、ない」と正直に報告している点に、漆産地の誇りを感じ、とても嬉しくなりました。

古代の気候と植生を想像しながら、改めて浄法寺の歴史の深さを感じています。

#浄法寺 #コアスカ館遺跡 #縄文草創期 #ウルシ #漆の歴史 #考古学 #気候変動 #糠部地域 #二戸市 #浄法寺漆

漆器から見る9000年の歴史と技法:世界最古の乾漆中国の馬王堆漢墓(まおうおうたいかんぼ)の棺や、朝鮮半島・楽浪郡の夾紵大鑑(きょうちょたいかん)(大倉集古館所蔵)は、いずれも木材を芯材として布を貼る技法、すなわち木芯乾漆(もくしんかんしつ...
14/10/2025

漆器から見る9000年の歴史と技法:世界最古の乾漆

中国の馬王堆漢墓(まおうおうたいかんぼ)の棺や、朝鮮半島・楽浪郡の夾紵大鑑(きょうちょたいかん)(大倉集古館所蔵)は、いずれも木材を芯材として布を貼る技法、すなわち木芯乾漆(もくしんかんしつ)で制作されています。

これに対し、布だけで形を作り、芯材を抜く「脱活(だっかつ)乾漆」の遺物としては、アメリカのメトロポリタン美術館に所蔵される仏陀坐像(中国・唐時代)が知られています。

しかし、この乾漆の技法の世界最古例は、これらより約7000年も古い日本のものです。それは世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」に含まれる、北海道 函館市 垣ノ島B遺跡から出土した漆の副葬品です。

The Metropolitan Museum's collection of Chinese Buddhist and Daoist sculpture is the largest in the Western world. In this lavish, comprehensive volume, archaeological discoveries and scientific testing and analysis serve as the basis for a reassessment of 120 works ranging in date from the 4th t...

現在のところ、世界最古の乾漆製品は日本で発見されています。1. 日本(世界最古の乾漆製品)約9,000年前北海道 函館市 垣ノ島B遺跡乾漆の副葬品(漆を染み込ませた繊維を編んで作られたとみられる)この発見により、それまで中国が最古とされてい...
13/10/2025

現在のところ、世界最古の乾漆製品は日本で発見されています。

1. 日本(世界最古の乾漆製品)
約9,000年前

北海道 函館市 垣ノ島B遺跡

乾漆の副葬品(漆を染み込ませた繊維を編んで作られたとみられる)

この発見により、それまで中国が最古とされていた説が覆されました。これは、布や繊維に漆を浸透させて成形するという「乾漆」の技法が、日本の縄文時代早期から存在していたことを示しています。

2. 中国・朝鮮半島(紀元前の乾漆製品)
紀元前3世紀~紀元前1世紀頃(漢代)

中国: 馬王堆漢墓などから、麻や絹を重ねて素地を作る夾紵胎(きょうちょたい)(乾漆)の棺や副葬品が多く出土しています。この時代には、既に技法として確立されていたことがわかります。

朝鮮半島: 同じ時代に、中国の楽浪郡(現在の平壌付近)の遺跡からも乾漆の器物が発見されています。

補足:一般的な漆製品の最古
「乾漆」ではなく、漆を塗った製品全体(木地など)の最古については、以下のようになります。

地域 年代 特徴
日本 約9,000年前(北海道 垣ノ島遺跡) 乾漆の副葬品。
中国 約8,200年年前(井頭山遺跡) 漆塗りの木器2点。
朝鮮半島 約5,000年前(新石器時代の漆製品)

鳥浜貝塚から出土したウルシ材の年代についての私の考察です。やはりウルシ材ではなくヤマウルシ材ではないかと考えています。https://urushi-watanabe.com/blog/2024.html #%E7%A6%8F%E4%BA%9...
02/02/2025

鳥浜貝塚から出土したウルシ材の年代についての私の考察です。
やはりウルシ材ではなくヤマウルシ材ではないかと考えています。
https://urushi-watanabe.com/blog/2024.html #%E7%A6%8F%E4%BA%95%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%81%AE%E6%9C%A8

この報告書に「ウルシは日本自生ではなく,大陸(恐らくは中国)から日本列島に渡来したとされている」とありますがヤマウルシ材になるとその根拠が無くなります。BC12000年よりも前ですと最終氷期にあたりそれ以前に大陸から渡来したことになります。

あまりに不自然です。

#鳥浜貝塚 #日本最古の漆 #ヤマウルシ #植生史 #鈴木三男 #能城修一 #工藤雄一郎 #東北大学植物園 #森林総合研究所木材特性研究領域 #国立歴史民俗博物館 #福井県立若狭歴史民俗資料館

縄文漆の樹SNS上で遺していきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
01/01/2025

縄文漆の樹
SNS上で遺していきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

日本固有種「ウルシの樹」の画像と、その樹液を使った器。中国原種との比較などの展示パネルです。昭和の修理で日光東照宮や中尊寺金色堂の修復で使われたウルシの樹です。剥離を起こした原因は樹液ではないということが判ります。表面をきれいに仕上げても下...
10/12/2024

日本固有種「ウルシの樹」の画像と、その樹液を使った器。中国原種との比較などの展示パネルです。昭和の修理で日光東照宮や中尊寺金色堂の修復で使われたウルシの樹です。剥離を起こした原因は樹液ではないということが判ります。表面をきれいに仕上げても下地をきちんとしないといけません。
詳しいことは日本橋高島屋本館6F美術工芸サロンでご覧ください。

縄文漆を守る会代表や、環境カウンセラーについて紹介していただいています。日本固有のウルシ在来種についての新しい資料を展示いたします。会期中は開店から閉店まで在廊しております。ご高覧ください
01/12/2024

縄文漆を守る会代表や、環境カウンセラーについて紹介していただいています。日本固有のウルシ在来種についての新しい資料を展示いたします。会期中は開店から閉店まで在廊しております。ご高覧ください

午前10時30分~午後7時30分 ※一部、上記営業時間と異なるフロア・売場・ブランドがございます。

ホームページのブログ更新しました。漆掻きの歴史 2
23/03/2024

ホームページのブログ更新しました。
漆掻きの歴史 2

主夫(漆芸家)の視点で漆にまつわる日々の生活のよしなし事を徒然なるままに書きます。

ホームページのブログ更新しました。漆掻きの歴史
13/02/2024

ホームページのブログ更新しました。
漆掻きの歴史

主夫(漆芸家)の視点で漆にまつわる日々の生活のよしなし事を徒然なるままに書きます。

縄文時代から続く漆を残していきたいと思い今年も色々な方にご迷惑をおかけしました。浄法寺漆のあらそわん。別府の実家に植えている無農薬カボス。北海道の蕎麦粉での手打ち10割そば。4年越しでやっと家族分が打てるようになりました。良い素材に惹かれま...
31/12/2023

縄文時代から続く漆を残していきたいと思い今年も色々な方にご迷惑をおかけしました。浄法寺漆のあらそわん。別府の実家に植えている無農薬カボス。北海道の蕎麦粉での手打ち10割そば。4年越しでやっと家族分が打てるようになりました。良い素材に惹かれます。よいお年をお迎えください。

明けましておめでとうございます。世界遺産「北海道と北東北の縄文遺跡群」の地域が漆の故郷だと感じます。生産性の事を考えた品種が研究されていますがユネスコ憲章にふさわしい昔ながらの漆の木です今年もまた資料作りに励みたいと思います。
01/01/2023

明けましておめでとうございます。
世界遺産「北海道と北東北の縄文遺跡群」の地域が漆の故郷だと感じます。
生産性の事を考えた品種が研究されていますが
ユネスコ憲章にふさわしい昔ながらの漆の木です

今年もまた資料作りに励みたいと思います。

昔からある日本の漆の木。浄法寺には漆部分林組合という植栽に関する団体がありました。漆掻きさんが中心です。このような組合が中心に植栽してほしいですね。明治の初め頃は樹齢100、200の木が世界遺産の北東北地域には普通にあったと文献に残っていま...
14/12/2022

昔からある日本の漆の木。
浄法寺には漆部分林組合という植栽に関する団体がありました。漆掻きさんが中心です。このような組合が中心に植栽してほしいですね。
明治の初め頃は樹齢100、200の木が世界遺産の北東北地域には普通にあったと文献に残っています。

住所

Saitama-shi, Saitama
330-0044

アラート

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