25/03/2026
食のみやこ熊本シェフズアカデミー
熊本の食の魅力彩発見
Vol.9【千年の未来】世界農業遺産・阿蘇、一皿が繋ぐ次世代への循環
Vol.9 A Millennium Ahead: Aso’s Circular Future, Connected Through One Dish
これまで巡ってきた、山村酒造の水、高森田楽の芋とヤマメ、山田牧場のミルク──これらを貫くのが「世界農業遺産(GIAHS):阿蘇の持続的農業システム」です。
核となるのは1000年以上続く人と自然の共生。
春の「野焼き」は草原の森林化を防ぎ、多様な草花や希少種を守ります。
「野焼き」により芽吹いた草を牛が食べ、糞尿は堆肥となって土を肥やし、蓄えられた雨水は長年かけて磨かれ、山村酒造の仕込み水やかわべ養魚場のヤマメを育む清流になります。
この完璧な循環こそが阿蘇の宝です。
しかしその裏側には、伝統野菜「つるの子芋」を守る後藤マサ子さんや、後継者不足に悩む職人たちの現実があります。
シェフが阿蘇の食材を選び、私たちがそれを美味しく味わうことは、千年の循環を次世代へつなぐ、私たちにできる最も身近で力強い「一票」になります。
阿蘇を味わうことは阿蘇の未来を創ること。私たちは、この美しい循環が次の1000年に続くことを願っています。
#熊本県
#食のみやこ熊本
#食のみやこ熊本シェフズアカデミー
#地産地消
#世界農業遺産
#阿蘇の未来
#野焼き